岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

投票用紙への記入はどうぞ慎重に。投票所に消しゴムがなかった

本日の衆議院選挙、先ほど投票を済ませてきました。先日記事にした通り、主要政党はいずれも財政支出をアピールするばかりでその財源を明確にしている政党は少ないと思っており、これは問題だと思うのですが、ともあれ無難と思える候補者・政党に投票してき…

当局者の発言によってドル転換のチャンスが来るかもしれない

相変わらず市場のタイミングを読みきれず、買い場を逃している私ですが、そんな私を励ましてくれる記事がありました。現在、私は株式への追加投資のタイミングをうかがっているわけですが、同時に円をドルに転換するタイミングもうかがっています。そして株…

有名人はつらいよ、海外在住を選択する気持ちも分かります

婚姻によって民間人となった旧皇族の方に対する報道を見て、有名人のプライバシーについて考えました。有名人は著名であるが故に得することが多いですが、その引き換えとしてプライバシーを失うことになります。街を歩いていて見知った顔を見たらつい反応し…

フィリピンのリゾート地で起きた、思ったよりも穏やかな人質事件。映画「囚われ人」

2001年にフィリピンのリゾート地で起こった人質事件を題材にした映画を見ました。こうした事件が起こっていたことをすっかり忘れていた(ニュースを通じて知ってはいたと思います)のですが、映像として事件を振り返るとそれぞれの当事者に当事者なりのエピソ…

パウエル議長よ、お前もか…

FRB高官による私的な金融取引が問題になってきましたが、そのトップであるパウエル議長も同様に問題となる取引を行っていたことが報じられています。報道によれば2020年10月に100万ドルから500万ドルの株式投資信託(市場全体に投資するインデックスファンド)…

英国のコロナ再拡大に対する落ち着いた反応について

平常への復帰を積極的に押し進めていた英国で新型コロナへの感染が再拡大していることが報じられています。統計を見ると新規感染者数はたしかに増加しており、本日時点でこれまでで3番めに高いピークを付けています。一方で死亡者や入院患者数は増えているも…

またもや買い場を逃した者の負け惜しみ

9月の市場下落局面で、待ちに待った下落がやってきたとして小躍りして待っていましたが、10月に入って市場は反転上昇しています。インフレ懸念等の悪材料が織り込まれ、発表されている企業決算が(悲観的であった)予想よりも良かったことなどが材料視されてい…

旅行業界の回復には時間がかかるかもしれない。京都の宿泊費は安い!

関西方面へ行く用事ができたのでついでに京都観光でもしようと思い、ホテルを調べて驚きました。中級クラスのビジネスホテルが2名で8000円くらいで予約できたのです。紅葉の季節には早いのかもしれませんが、少し涼しくなって観光には良い季節なはず。それで…

9月末時点の株式バリュエーションのチェック。新興国株市場は相変わらず不透明

株式市場のバリュエーションチェックを行いました。いつも通りETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。世界全体(VT) 16.2 2.7 14.8米国(VTI) 23.4 4 17.1先進国(除く米国)(VEA) 14.2 1.8 11.6新興国(VWO) 7 2.2 15.2地域…

オールドエコノミー企業の軽視がインフレの原因だった?

ヘッジファンド創業者のアインホーン氏が一味違った切り口から今回の物価上昇を読み解いています。企業経営者の仕事は資本配分に関する意思決定をすることと定義されることがあります。株主が自社に求めるリターン(資本コスト)を考慮して資本コストを上回る…

ヒールさを徹底するプーチン大統領。欧州のエネルギー不足を受けて

自身に反対する人物を暗殺したと言われるなど、なにかと評判の悪いプーチン大統領。エネルギー不足に悩む欧州に対してガスの供給を申し出たので、どういう風のふきまわしかと思っていました。やはりと言いますか、交換条件があったようです。ノルドストリー…

設定はありうるものの、冷静に考えるとありえない話。映画「きみへの距離、1万キロ」

パイプラインの保守を請け負う会社で働く男性とそのパイプラインが設置されている北アフリカの女性のラブストーリーです。パイプラインはそうでなくてもパイプに問題(油が漏れる等)が発生していないかを確認する必要があるわけですが、治安の悪い地域ではそ…

Googleアカウントに残された懐かしい視聴履歴

アンドロイド端末でYoutubeを視聴すると、自分のGoogleアカウントにYoutubeの視聴履歴が記録されることになります。この視聴履歴を通じ、かって楽しんでいた音楽と再会できたというお話です。最近私はGoogleアカウントへログインせずにYoutubeを使うことが多…

ビットコイン先物ETFの上場承認がもたらすもの

米国初のビットコイン先物ETFが米当局によって承認されるのでは、との見通しが強まり、ビットコインの価格が上昇しています。一方で世界金融危機で住宅バブルの崩壊を予想して名を上げたマイケル・バーリ氏は、暗号通貨市場にバブルが発生しているとし、暗号…

贔屓のスポーツチームがシーズン終盤に意地を見せ、余暇時間の使い方を考える

今シーズンは良いところがなかった贔屓のスポーツチームが最終盤で意地を見せ、最後の順位争いが面白くなってきました。そうなると試合の行方が気になるもので、この週末は久々にテレビ観戦をしてみました。思い返すと今シーズンは現地観戦はおろか、テレビ…

ああ、やはり…英国が物不足で悩まされる

英国でガソリンや食料品の不足が深刻化し、問題になっています。資源価格が高騰していることは英国に限った話ではないのですが、英国では単に価格が上がるだけでなく、実際に物がないという問題に直面しているようです。ガソリンスタンドへの長蛇の列や、空…

企業の開示頻度が見直す案が唐突に出てくる

企業業績を四半期で開示する習慣は、上場企業を中心に2000年くらいから定着してきました。投資家からの情報開示に要請に応えるため、また海外の開示頻度に合わせるために四半期で開示を行うようになったと認識しています。この度、四半期開示の頻度を見直そ…

半導体不足解消のための投資は将来の禍根にならないか?

世界中でサプライチェーンの制約による供給不足が深刻化しています。世界中で多くのモノが不足しているわけですが、その影響がとりわけ多くの業界に影響を与えているのが半導体です。つい先日はiPhoneまでもが半導体不足の影響で減産となっています。iPhone…

金融課税の増税は結局見送りへ。ありがたいことですが…

以前記事にした金融課税の増税ですが、結局見送りとなりました。現行の20%から25%に上げるなど具体的な数値が出ていたのでいよいよかと腹をくくっていましたが、「当面は所得の引き上げを優先する」とのことです。株価下落や批判を受けての撤回と分析され…

現役財務次官が安易なバラマキを批判する。そもそもこうした意見発信がもっとあっても良かったのでは?

財務省の現役事務次官である矢野氏が安易なバラマキ政策に流れがちな政治を批判し、話題になっています。取材や質問に対して本音を漏らしたのではなく、月刊誌への寄稿という形で明確に批判したものです。私はバラマキ政策について不安に感じていたので、こ…

省力化か、単なるマンネリなのか?ソフトバンクの投資ペース加速に懸念の声

積極的な企業投資によって投資会社へ変貌しつつあるとされるソフトバンクグループですが、その投資ペースの加速ぶりを懸念する声が報じられています。かっては投資決定に至るまでに1ヶ月程度の時間をかけ、外部のコンサルティング会社を雇って調査を行ってい…

ブースター接種に対する現時点の考え。ワクチンを射ち続けても仕方ない気がしますが…

新型コロナに対するワクチンは一定期間後にその効用が薄れると言われており、現在、2回の接種が終わった後に追加的にワクチンを打つことが検討されています。米国では高齢者を中心とした高リスク層を対象にこうしたブースター接種の承認が見込まれているよう…

ドルへの換金時期を待っている人に朗報!なぜ円高が進まないのか?

国内と海外の物価水準の違いが話題になることが増えていますが、その要因として挙げられるのが為替水準です。本来であれば日本円はもっと円高であるはずで、あるべき為替水準を反映させれば問題になるほどの物価格差は生じていないのでは、というわけです。…

先月のクレジット債の実績。分散が効いていた

先月はクレジット債の下落が最小限にとどまった結果、資産全体の増減が若干のマイナスで済んでいたことを、今更ながら認識しました。月次で行っている資産チェックの際に気づくべきでしたが、株式市場がドル建てで4%超のマイナスとなる一方、クレジット債へ…

リーダーの条件。パウエル議長はリーダーとして失格なのか?

FRB高官が私的な資産運用が問題視されるなか、米国の有力上院議員がパウエル議長を「リーダーとして失格」と非難しています。この議員は以前からパウエル議長に対して批判的で、パウエル議長の続投に反対意見を述べていた方で、「なぜ一連の投資を止める対策…

クリーンエネルギーへのブームが引き起こした電力危機?

昨今、天然ガスや原油の価格が上昇しており、このことが電力価格の上昇に結びつくことが懸念する記事が出ていました。記事曰く、石炭や石油の利用が減少して電力需要が高まる中、再生可能エネルギーを中心とした発電能力はその需要に応えることができないの…

若手従業員の在宅勤務は重大な間違いなのか?

ヘッジファンドの創業者でその業務範囲を資産運用から証券業務まで拡大させたケン・グリフィン氏が、若手従業員の在宅勤務に対する懸念を表明しました。具体的には在宅勤務では管理経験や対人経験を得ることが困難であること、米国の競争力が低下することを…

物価目標2%は現実的なのか?

日本では2%のインフレ率を目標に金融緩和を押し進めていますが、この2%という目標がなかなか達成されません。この度、首相交代によって退任する麻生財務大臣が自身の任期を振り返り、黒田日銀総裁に2%の目標引き下げを提案したことを語ったことが記事にな…

これはダメです…FRB副議長が緩和策を示唆する直前に株式を購入

先日記事にしたように公的な要職に就く人の資産運用はルールの範囲内であれば問題ないと考えています。政策提言等が自らの投資判断を利するものでない場合はなおさらです。ところがこの度、問題になりそうな個人資産の取引が記事になっていました。FRBのクラ…

9月末の資産管理結果。給与所得はありがたいものの…

月末の資産チェックを行いました。今月は株価が下落したものの為替が円安となった結果、資産運用の結果としては若干のマイナスになりました。そのマイナスを給与所得によって補って、先月比でほぼ変わらずといった結果になっています。毎月一定の給与所得が…