岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

11月末のバリュエーションチェック。新興国株の割安さはどうも本当らしい

11月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性があります。

世界全体(VT) 15.8 2.5 16.6
米国(VTI) 21.8 3.7 22.3
欧州(VGK) 12.3 1.8 12.7
新興国(VWO) 7.7 1.9 15.1
日本(VJPN) データ取得できず

今月の気付きは新興国株の極端な割安さが本当かもしれないということです。新興国株はその3割程度を中国株が占めていますが、中国株は外国人投資家に見捨てられた結果、極端な割安になっているようです。7.7というPERの水準はさすがに間違いであるように思いますが、他の地域に比べて割安とは言えるのかもしれないと思い始めています。

中国株には地政学的なリスクがあるため、単一国として投資するつもりはありませんが、(例えばインド等を含めた)新興国全体の一つとして捉えるのであれば、許容できるような気がしています。投資判断とは別の観点から米国株ETFに追加投資する必要があるため、その投資先として新興国ETFを有力候補として検討しています。

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