岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

またもや追加投資の機会を逃したか…追加利上げ観測後退でリスク資産は上昇

ここ数日の米国市場は弱い経済指標を受けて、FRBの追加利上げに対する観測が後退し、その結果株式やクレジット債のリスク資産は反発しています。8月中旬にクレジット債が下落した時は、待っていた追加投資の機会が訪れたかと期待しましたが、その期待は今の…

ロシアの石油大手ルクオイルが外国人株主からの株式買い戻しを計画

ロシアの石油大手ルクオイルが外国人株主からの株式買い戻しを計画しているという記事を読みました。買取価格は少なくとも50%の割引をした後の価格とのことです。外国人株主はロシア企業の株式をいったんゼロと評価していることもあり、この買い戻しに対する…

身売りを検討している企業でストライキが実施されるかもしれない

先日記事にした小売グループ企業の百貨店事業の売却にあたり、百貨店事業の労働組合がストライキを実施する予定であることが報じられています。「9月1日に予定されている株式譲渡は強引であり、納得感が得られる状態にはなっていない」と組合は考えているよ…

7月のバリュエーションチェック。(7月末時点の)株式市場の割高さを確認

7月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性が…

8.9%という短期のハイイールド債の利回り、魅力的では?

下落局面を待って追加投資することを基本姿勢としている私ですが、これという下落が起きないまま、時が経ってしまいました。現金はリターンを生み出さないため、現金が積み上がりすぎるのは問題です。このため手元の現金の半分くらいで、追加投資をしようと…

防衛費の増額の財源として政府保有株に注目が集まる

防衛費の増額の財源として、政府が保有する株式の売却が検討されているそうです。具体的にはNTT株の売却が検討されているそうで、本日読んだ記事では市場に与える影響を考慮し、20年かけて売却することが考えられているそうです。私は国債発行を税源とする政…

老後資金2億6千万円の達成に自信のある米国人

米国の証券会社による調査で、米国人の老後資金の目標額は平均で2億6千万円にのぼるという記事を読みました。この金額は昨今のインフレの影響を受け、6%増加しているそうです。米国人が想定する老後がどのようなものか分からず、また年金や医療制度が異なる…

クレジット債がじわりと安くなってきた

昨晩の米国市場は米国債の格下げを嫌気してか、株式・債券共に下落しました。株式はこれまで高値で推移していただけに、まだまだ追加投資する水準ではありません。ただクレジット債は金利上昇という価格下落圧力をこれまでも受けていただけに、今回の下落で…

6月末のバリュエーションチェック。考えてみると米国株のROE20%超えはすごい

遅ればせながら6月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が…

YCC修正の結果、円高は起こらず…怖い…

先週末の日銀によるイールドカーブコントロール(YCC)政策は、当初はこれが実現すると長期金利は上昇し、金利上昇によって為替が円高に進むことが予想されていました。結果、長期金利の上昇は予想通り起こりましたが、為替(ドル円)は一時円高に動いたものの、…