岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

SWIFT排除の影響その2。ルーブルは大幅安

昨日に引き続いてロシアの銀行がSWIFTから排除される影響等について記録しておきます。週明けのロシア市場は通貨ルーブルの大幅安で始まり、ロシア中銀の政策金利の引き上げ(なんと20%へ!)によって下げ幅を縮小したものの、それでも先週末から下落したレー…

ロシアの銀行がSWIFTから排除される。ロシア株ETFへの影響

昨日までロシア株の購入を振り返るシリーズ記事を作成していましたが、大きなニュースが入ってきましたので、自身の考えをまとめておきます。ロシアの主要銀行が国際間の銀行ネットワーク(以下、SWIFT)から排除されることが決まりました。このことはロシア株…

ロシア株の購入振り返り②投資タイミングについて

昨晩のアメリカ市場でのロシア株ETFの取引は高値で始まったものの、その後は下落して前日比4%程度の上昇で終わりました。銀行間の国際ネットワークからロシアの銀行が排除される可能性を嫌気し、伸び悩んだものと思われます。国際ネットワークからの排除が決…

ロシア株の購入振り返り①売却時期について

ロシア株への投資についてここ数日記事にしていましたが、昨晩、無事に投資することができました。今後どうなるのかは分かりませんが、早速利益が出ていますし、良い投資になったと思います。これを今後に活かすため、今回の売買をシリーズ記事で振り返りま…

いよいよロシア株の購入か。緊急避難的な売却が発生してもおかしくない

ここ1週間くらいロシア株を買うアイデアに取り憑かれて日々を過ごしていましたが、本日ロシアがウクライナへ侵攻し、それを受けてロシア株は急落(この記事を書いている時点で前日比30%の下落)しています。本日ロシアの市場関連の記事を読んでいたところ、す…

甘かったロシアに対する制裁。株価は上昇で反応

ロシアに対する西側諸国の制裁の内容が明らかになり、事前の想定よりも甘い内容でロシア株は上昇で反応しました。昨日の記事で紹介した専門家による制裁内容の想定について、私はずいぶん甘い想定(特に全ての銀行が金融制裁の対象とならない点)だと思ってい…

ロシア株の購入タイミングを考える

先日記事にしたように上昇していない資源株、ロシア株ETFを購入するアイデアに取り憑かれています。ロシア株購入のリスクは経済制裁の内容になるわけですが、制裁内容を推測する記事を読みました。その記事によると、エネルギー価格のさらなる上昇を回避する…

1月末のバリュエーションチェック。新興国株の魅力が際立って見える

株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データ基準が異なる可能性に留意する必要…

かなり良いかも。ロシア株ETF

ウクライナ情勢の緊迫化を受けてさまざまなリスク性資産が下落していますが、中でも下落しているのがロシア株です。ロシア軍がウクライナへ侵攻した場合、西側先進国は経済制裁を行うと言われていますから、下落は当然です。下がっているものを見ると買いた…

ウクライナ情勢の緊張が再び高まり、株安への追加投資タイミングを考える

ウクライナ東部で爆発が起きたとのことで、ウクライナ情勢の緊張が再び高まってきました。緊張の高まりを受けて昨晩の米国市場ではリスク資産が売られる展開になりました。先日記事にしたように私は株式へ追加投資したいと思っており、このための米ドルへの…

「新しい資本主義」の重要施策、四半期開示の義務付け廃止があっさり否定される。当然否定されるべき施策だと思うものの…

岸田首相は経済政策として「新しい資本主義」という考え方を打ち出していますが、その中でも重要施策と目されてきた企業の四半期開示の義務付け廃止に対し、金融審議会作業部会で廃止に賛成した委員がいなかったことが報じられています。こうした委員会では…

ドル買いの注文を忘れたものの、結果オーライ?

当ブログでなんどか記事にしているように米国の利上げを嫌気して今年前半あたりに株式が安くなることを期待しています。追加投資にあたっては米国ETFを利用することを考えているため、事前に円からドルへ換金しておく必要があります。そしてドル円相場を考え…

ウクライナ情勢の緊張緩和でまたしても投資機会を逃す?

ウクライナ情勢はロシア軍が撤収姿勢を見せたことにより緊張が緩和し、金融市場ではリスク資産が買われる展開になりました。不謹慎ですが情勢悪化による株価低下を待っていた私にとっては、またもや投資機会を逃す格好です。先日記事にした通り、今月中にNIS…

クレジットカードを使った投資でポイント還元

クレジットカードを利用した買い物にはたいていポイント還元が付きますが、金融取引はその対象にならないことが一般的です。還元対象にならない理由はおそらく経済性です。 例えば10000円の債券購入にクレジットカードを利用し、還元率1%の場合は100円分のポ…

反対意見が投資家への利益保証に結びつくかもしれない皮肉

エネルギーの確保は国家の重要課題です。昨今のウクライナの問題でも、ロシアからドイツに輸出される天然ガスの取り扱いが問題になっていました。そんな中、欧州の原子力発電をめぐる面白い記事を読みました。福島の事故を受けて脱原発の動きが広がりました…

ウクライナ情勢の緊迫化と米国利上げ加速観測を受けた当面の投資姿勢

市場の動きが激しいので自身の整理のため、当面の投資姿勢を記録しておきます。まずウクライナ情勢と米国の利上げ加速観測を受け、株価は当面下落を見込んでいます。 実際に米国で利上げが始まり、物価上昇が落ち着くまで(今年前半くらいまで?)は、株価は明…

ウクライナ情勢の緊迫化で為替が円高へ。株価も下落する

昨日、円高は諦めたという記事を書いた直後、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて市場が大きく動きました。リスクオフに備えた動き(といつも解釈されますが、本当はどうなんでしょうね)として、円高。将来の不透明性を嫌気して株価は下落しています。我ながら、…

米国の物価7.5%上昇でドル買いの機会は少なくとも今後1ヶ月は逸したか…

昨晩の米国消費者物価指数は前年比で7.5%と予想を上回る数値となり、利上げ加速観測が高まったことから金利は上昇(米国10年金利は2%の大台を突破)、金利上昇を受けて為替はドル高に動きました。 セントルイス連銀のデータベースより 私は利上げが始まる前に…

極右と結び付けられてしまう反対運動

北米のトラック運転手がワクチンの義務化に対する反対運動を行っています。彼らの主張は「ワクチン接種は自身の自由意志によるべき」というもので、この主張はなるほどと思わせます。私企業が従業員に接種を義務付けるのはなんとか理解できますが、国家権力…

思いもよらない発想で思い切ったリスクを取るヘッジファンド運用者

ヘッジファンド運用者に対する世間の印象は金の亡者というような、あまり良いものではないかもしれません(私はそうした見方に同意しませんが)。世間のこうした悪いイメージを変えるかもしれない記事を読みました。記事ではヘッジファンド運用者が環境をテー…

金利上昇に日銀は耐えられるのか?

日本の長期金利がじわりと上昇し、日銀が管理目標の上限と定める0.25%に近づいてきました。これをうけて日銀がどのような手段で金利上昇を抑え込むのかに注目が集まっています。金利上昇が起きている理由は、世界的な物価上昇により各国の金利が上昇している…

ご、ご無体な…英国中銀総裁が賃上げを期待しないよう呼びかける

イギリスでは物価上昇(インフレ)が生活に及ぼす影響が問題になっているようですが、そうした環境下での英国中央銀行総裁の発言が話題になっています。記事によると同総裁は賃金増加期待によって勢いづくインフレの連鎖を止めることが自身の目標として、抑制…

まだまだ下がる余地あり?利上げを織り込んでいないように見える株式市場

先日記事にした通り、株式市場はさらに下がるのではないかと思い、追加投資の機会を伺っています。そしていつものことですが市場予想は難しく、追加投資を待っている時に市場は上昇するものです(はい、自身が逆指標となること、自覚しています…)。先週金曜に…

引き続き紙を通じて確認したい金融サービス

昨今、さまざまな金融サービスで紙による通知が省略される傾向があります。銀行は経費削減や環境への配慮という名目で通帳を廃止しようとしていますし、海外旅行保険などの保険契約も契約条件の通知を電子メールで送ることが一般的になってきました。私の場…

日本は利下げを行うべき?首をかしげる国際通貨基金の見解

国際通貨基金(IMF)は定期的に各国の経済状況を確認し、意見表明を行っているようです。これまであまり認識していませんでしたが、日本に対する提言が記事になっていました。記事によるとIMFによる意見表明の中には「デフレからの脱却のためさらなる利下げを…

思ったよりも市場に優しい(?)FRB

先週の株価乱高下は市場の想定よりも急な利上げ観測を受けてのことと解釈されています(なぜ乱高下になったのかは受給が影響しているのだと思いますが、今のところ納得のいく説明に出会っていません)。そして株式市場の反応に配慮してか、先週のFOMC後の記者…

中国政府がお墨付きを与える新興企業。本当に日本から学んでいるのか?

中国政府が重点的に支援すべきと考えた業界の新興企業に対して支援を行っているという記事を読みました。その記事によると半導体・機械・医薬品を中心とした業界で中国政府から認められると、税制や雇用において優遇される他、こうしたお墨付きによって資金…

資格認定は能力の証となるのか?

世の中には様々な資格認定制度がありますが、そうした試験で合格したことは能力の証になるのでしょうか?CFAと呼ばれる国際的な証券アナリストの資格認定制度で、こうした観点で行われた調査結果が記事になっていました。その記事によると試験に合格した人の…