岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

甘かったロシアに対する制裁。株価は上昇で反応

ロシアに対する西側諸国の制裁の内容が明らかになり、事前の想定よりも甘い内容でロシア株は上昇で反応しました。昨日の記事で紹介した専門家による制裁内容の想定について、私はずいぶん甘い想定(特に全ての銀行が金融制裁の対象とならない点)だと思っていましたが、概ね専門家が想定された通りの結果(それどころか大手銀行が制裁の対象外となったので、大甘と言えます)となったわけです。やはり専門家の意見は侮れません。

ロシア株への投資を考えていた私にとっては買いの好機を逃したことになりますが、制裁を嫌気してロシア株がもっとも下落した2/21(月)の米国市場(米国ETFを通じた投資を考えています)が休日であったこともあり、これは仕方ないかと思っています。
また今回の制裁は第一弾であり、ロシアが侵攻を続ける場合の追加制裁が発表されるようです。今後追加制裁が発表され、その内容が厳しいものであれば、ロシア株は下落で反応するでしょう。また今回の反発で市場が想定していた最悪の事態の織り込み度合い、下値のめどが確認できたと前向きに捉えることもできます。

専門家でもない私の想定が役に立たないことは自覚しつつ、私は今回の制裁で打ち止めになるとは思っておりません。この程度の制裁で許されるのであれば、領土拡張の野心を持つ国はロシアのあとに続くことでしょう。したがって追加制裁が発表され、それが2/21(月)の底値またはそれ以上に下落した際が、買いの好機でないかと思っています。

仮にこのままロシア株が上昇し続けたとしても、今後も米国の利上げは株式市場にとって逆風になるはずです。「酸っぱい葡萄」を思い出させますがロシア株への投資は、実現できなくても仕方ない程度の気楽な気持ちで、今後を見守りたいと思います。

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