昨今、さまざまな金融サービスで紙による通知が省略される傾向があります。銀行は経費削減や環境への配慮という名目で通帳を廃止しようとしていますし、海外旅行保険などの保険契約も契約条件の通知を電子メールで送ることが一般的になってきました。
私の場合、銀行口座は現金のやり取りのみに使っていて通帳記入はしていませんし、保険証も電子ファイルで受領しておいて保険金請求等で必要になった時にじっくり読めば十分です。これらの金融サービスについては紙による通知はほぼ必要ありません。
とはいえ引き続き紙を通じて確認したい金融サービスもあります。それはクレジットカードの利用明細です。不正利用の可能性があるのでカードの利用履歴は確認したいと思っているのですが、毎回パソコンにログインするのは面倒です。そこでスマホアプリを通じて確認しようとしても、スマホの小さい画面では見落としてしまうような気がします。
見落としが発生する可能性が高まるのは決済件数が多い時でしょうから、クレジットカードごとに利用シーンを定めて1カードあたりの決済件数を抑えることも対策として考えられるかもしれません。ただ複数のカードを持ち歩くのも面倒ですし、悩ましいところです。
