岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

まだまだ下がる余地あり?利上げを織り込んでいないように見える株式市場

先日記事にした通り、株式市場はさらに下がるのではないかと思い、追加投資の機会を伺っています。そしていつものことですが市場予想は難しく、追加投資を待っている時に市場は上昇するものです(はい、自身が逆指標となること、自覚しています…)。

先週金曜に発表された米国の雇用統計は予想を大幅に上回るものであり、このため市場は堅調に推移しました。とはいえ良好な雇用統計は従来予想よりも急激な利上げへの地ならしになるはずと考えており、そのことを株式市場がどれだけ織り込んでいるのか、疑問だと思っています。為替市場では雇用統計の発表を受けてドル高に反応しており、金利が市場を動かしている現在の株式市場で反応が見られないことには違和感があります。

そんなことを考えいる中で、株式市場が反応していないことを説明するかもしれない記事を読みました。年明け以降、ファンドを通じた株式市場への資金流入は増加基調とのことです。投資家の株式に対する信頼感は引き続き強いということなのでしょう。
なおその記事ではクレジット債については資金流出が続いているとのことで「クレジット債で資金流出・株式への資金流入」というパターンは、その後株式が下落することが多いという経験則が紹介されていました。

この経験則が今回も通用するのかどうかは分かりませんが、従来予想よりも急速な利上げを嫌気して株式市場が下落し、追加投資の機会が訪れることを心待ちにしています。

reedonshore.hatenablog.com