岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

一時的な円高を活かしてドルへの換金を済ませておきたい。協調介入の報道は空振りだった?

急速な円安が進む中、日米で協調介入を行うのではという報道が材料視され、為替レートは一時的に円高へ動きました。米国が為替介入することは想定外であったことから、為替市場の一時的な動きは理解できます。ただその後、強調介入の裏付けとなるような報道は出ておらず、結局為替レートは元の水準に戻っています。

忠実な同盟国である日本からの依頼とはいえ、高インフレに苦労している米国がドルの価値を下げることに協力することには意外感があったので、協調介入の話は立ち消えになるのかもしれません。また協調介入に関して市場に希望を抱かせた後、結果的に失望させたことから、日本側による口先介入の効果が薄れてしまったかもしれません。さらに5月に入ると米国ではさらなる引き締め(0.5%の利上げが本命視されています)が予想されることから、場合によっては円安が更に進むことも考えられます。このように考えると引き続き円安圧力は強いように思われます。

私は米国ETFを通じた株式への追加投資を当面の方針としており、足元の株安は追加投資の好機だと思っています。ただ米国ETFへの投資にはドルが必要、手元に十分なドルがないことが追加投資の妨げになっています。

株式投資において為替の影響は添え物のようなものと理解はしているものの、ただせっかくであれば為替市場の動きも上手く活かして投資したいと思っており、それ故に肝心の株式投資の好機を逃しかねないという、本末転倒なことになってしまっています。ただ足元の円安の勢いが急すぎるだけに、為替を無視することはさすがに難しいかと思っていました。

ただ今後も強い円安圧力が予想されること、株価が安くなっており追加投資の好機と考えられることから、不利なレートであることは理解しつつも、手元の円の一部をドルに換金し、株式へ追加投資しても良いかと考えています。まずは週明けの為替市場に注目しています。

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