岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

バラマキ政策に対する国民の反応が変わってきた?

物価高への対策として、岸田政権は減税や給付金を検討していると報じられています。これまでであれば、こうした政策は概ね好意的に報じられてきたように思いますが、今回の報道姿勢は少し違うように感じます。こうしたバラマキや金融政策こそが物価高を招い…

10月末の資産チェック。今年最大の月間下落。株式が下落して追加投資が検討できる水準へ

月末まで数日ありますが週末ですので、10月末の資産チェックを行いました。10月は株式(VT、ドル建て)が4.5%のマイナス、クレジット債(JNK、ドル建て)が2.0%のマイナスと、リスク性資産は下落しました。為替はほぼ変わらずで0.1%円安に動き、資産全体としては…

容認できないものの、結果としてうまく行っているように見える人の盾

昨今のパレスチナのイスラエルの間の紛争では、パレスチナがイスラエルの民間人を人質にしたり、イスラエルによる報復が一般のパレスチナ住民を巻き込む形になるなど、民間人も犠牲になっています。そしてパレスチナを実行支配するハマスは、人質や一般のパ…

日銀のマイナス金利解除は市場に過剰反応をもたらすか?

日銀が現在のマイナス金利を解除した時、米国債市場にマイナスの影響をもたらすのではないかと予測する記事を読みました。その記事によると市場では、マイナス金利が解除された後に日本の投資家はその資金を海外から日本に戻すため、米国等の国債市場にマイ…

日銀がイールドカーブコントロールの再修正を検討しているとの報道

日銀がイールドカーブコントロールの再修正を検討しているとの報道がありました。7月の修正後も金利が上昇し、長期金利が上限である1%に近づいていることが、その理由のようです。以前も記事にしたように私はイールドカーブコントロールを修正ないしは撤廃し…

世界最大市場からの撤退を決めた日本の自動車メーカー

日本の自動車メーカーが自動車の世界最大市場、中国からの撤退を決めたというニュースを見ました。世界最大の市場から撤退することは容易な決断ではなかったと思いますが、電気自動車の販売が好調な中国市場で、このメーカーは苦戦していたそうです。私が見…

9月末のバリュエーションチェック。新興国株が割安に(データ間違いの可能性ありますが…)

9月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性が…

パレスチナ側の視点を紹介するようになった世論

ハマスのイスラエル侵攻をきっかけとしたパレスチナでの紛争について、パレスチナ側の視点のたった報道が増えてきたように感じます。現在行われているイスラエルによる反撃は、パレスチナの民間人を巻き込む形で行われざるをえず、パレスチナの民間人の被害…

日本当局は金利を引き上げることができるのか?

日本の財務官が、急激な円安が発生した際に利上げや為替介入で対抗すると発言したことが記事になっていました。私がこの記事を読んだ時に思ったことは、財政が悪化した日本政府に、金利を引き上げる余力がはたしてあるのか、ということです。財務官は「利上…

パレスチナの紛争が沈静化して欲しい

ガザ地区を実効支配するハマスによるイスラエルへの攻撃の後、イスラエルが大規模な反撃を予定するなど、パレスチナをめぐる混乱は激化しています。これを受けてイスラエル、パレスチナの双方の立場から様々な意見が出ています。イスラエルを指示する立場で…

判官びいきの門外漢がイスラエルとハマスの戦闘に思うこと

イスラエルとガザ地区を実効支配するハマスの戦闘が世界の注目を浴びています。きっかけはハマスがイスラエルに対して突然攻撃したことで、これに対してイスラエルは報復を行っています。今回の報道を通じて思ったことは、ハマスが今回のような攻撃を起こし…

米国債利回りが0%から5%へ。自身の運用計画を振り返る

米国の金利が0%から5%に上昇し、政府の財政運営が危惧されるという記事を読みました。これまでは国が国債を発行すれば投資家はいくらでも買ってくれましたが、これは変わりつつあるのかもしれません。この将来が危ぶまれるという見解に、私は同意しています…

株式は明らかに過大評価とビル・グロース氏

先月、本格的な下落が始まる初期段階でクレジット債に追加投資を行った私にとって、自分を安心させる記事が出ていました。債券運用で名を馳せたビル・グロース氏が現在の市場に対し、株式は明らかに過大評価、債券は魅力的ではないものの「ましな取引」と分…

日本政府は金利上昇に耐えることができるのか

世界的に金利上昇が加速していますが、そのきっかけの一つは、FRB高官による高い政策金利を維持するという発言が、債券市場で真実味を持ち始めたというものです。こうした高官の発言は以前から繰り返されていたものの、債券市場は景気後退の可能性が高いとし…

9月末の資産チェック。株式のバリュエーションは平均並み、クレジット債に投資したのは正解だったかもしれない

9月末の資産チェックを行いました(記事化が遅れましたが、以下は週末の時価を利用しています)。9月は株式(VT、ドル建て)が5.0%のマイナス、クレジット債(JNK、ドル建て)が1.7%のマイナスと、リスク性資産は下落しました。一方で為替は2.1%円安に動き、資産全…