岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

米国債利回りが0%から5%へ。自身の運用計画を振り返る

米国の金利が0%から5%に上昇し、政府の財政運営が危惧されるという記事を読みました。これまでは国が国債を発行すれば投資家はいくらでも買ってくれましたが、これは変わりつつあるのかもしれません。この将来が危ぶまれるという見解に、私は同意しています。

セントルイス連銀のデータベースより

 

この記事を読んでふと思ったことは、自身の運用計画が金利上昇の影響を受けていないか、ということです。私は米国ETFから得られる配当金(つまり株式配当利回りや債券利回り、為替の影響を受ける)を毎月記録しているのですが、2022年から目に見えて配当金額が上昇しています。2021年12月のハイイールド債の利回りは4.3%でしたが、これは現在では9.2%に上昇しています。為替は2021年12月に115円でしたが、現在では150円になっています。クレジット債の利回りは2倍以上に、為替は約1.3倍になったわけです。

セントルイス連銀のデータベースより

セントルイス連銀のデータベースより

 

少なくとも今後1年くらいは金利が急低下する兆しはなく、また為替は長期的に円安方向に動くと考えているものの、配当金額の上昇はこうした要因に支えられていることは意識すべきだと思いました。

またこれまで面倒でやってきませんでしたが、配当金額を株式を債券に分けて管理することも、配当金額の今後を考える際に重要かもしれないと思いました。毎月の資産チェックで確認する項目が、今後増えるかもしれません。

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