岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

株式は明らかに過大評価とビル・グロース氏

先月、本格的な下落が始まる初期段階でクレジット債に追加投資を行った私にとって、自分を安心させる記事が出ていました。債券運用で名を馳せたビル・グロース氏が現在の市場に対し、株式は明らかに過大評価、債券は魅力的ではないものの「ましな取引」と分析しているそうです。同氏は株式市場について、金利上昇を十分に反映していないと考えているようです。

先日記事にした通り、株式市場のバリュエーションは、株価下落した後も過去10年の平均並みの水準です。金利が上がると相対感から株式のバリュエーションは下がるはずであり、2007年ぶりの高金利に達したことと整合性が取れないというのは、その通りかもしれません。

セントルイス連銀のデータベースより

 

私は手元のドルは先月の追加投資で使い切ったものの、円は現在も手元に残っています。この円を追加投資に使うとすれば、株式(後日記事にしますが、引き続き新興国株に注目しています)かクレジット債か、現在の下落が続くようであれば、迷い始めないといけないかもしれません。

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