岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

8.9%という短期のハイイールド債の利回り、魅力的では?

下落局面を待って追加投資することを基本姿勢としている私ですが、これという下落が起きないまま、時が経ってしまいました。現金はリターンを生み出さないため、現金が積み上がりすぎるのは問題です。このため手元の現金の半分くらいで、追加投資をしようと考えています。

私が投資対象にしている株式とクレジット債のうち、株式は、最近下落しているとはいえ、割安と言える水準ではないように思います。かわりにクレジット債は、FRB政策金利を高水準で維持する方針を打ち出していることもあり、それなりに魅力的であるように見えます。
現在のハイイールド債の利回りは約8.7%ですが、米国の長短金利差の逆転のより、短期のハイイールド債の利回りは約8.9%になっており、短期の債券の方が利回りが高くなっています。

9%近い利回りは株式に期待されるリターンを上回る、かなり魅力的な水準です。もちろん市場で信用不安が意識されると、利回りは更に高くなるのでしょうが、冒頭に書いたように、欲ばって下落を待ち続けた結果が今なわけです。首尾よく下落が起こった時に備えて手元の資金の半分を残しておいて、クレジット債へ投資するのは十分にありうる選択肢だと考えています。

実際に買いを入れる時期としては、切りの良いところとして、利回りが9%に達した時点でしょうか。焦らず市場を観察していこうと考えています。

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