岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

クレジット債への追加投資時期は?

私は株式とクレジット債(ハイイールド債)を追加対象先の候補としており、株価が反発してしまった今はクレジット債に投資する可能性が高くなったと考えています。そんな私にとり、クレジット債の追加投資時期を考える記事が出ていました。

1つ目は債券運用の専門家がクレジット債ではなく米国債を選好しているとした記事です。この投資家は来たるべき景気後退や、投資適格債で同じように高利回りの債券が散見されることから、わざわざクレジット債に投資する意義を見出しておらず、むしろ4%近辺と利回りが上がっている米国債を選好しているようです。

私にとっては今後景気後退がやって来るのであれば、クレジット債の価格は下落する(利回りは上がる)でしょうから、それを待つのは確かに良いアイデアだと思います。ただ先日記事にした通り、政策金利の引き上げはいつか終わることから、利回り上昇を待ち続けることもできないのが悩みどころです。先日記事にした通り、来年の1-2月までが待てる限度のように思っています。

2つ目と3つ目の記事は個別企業の発行した債権の利回りが上昇していることを紹介する記事です。11%の利回りで債券発行する企業が現れたり、ツイッター買収に伴う債権の価格が低下しているそうです。

ツイッターという例が出てくるとこれらの企業に融資するリスクの高さを実感します(イーロン・マスク氏はリストラを正当化するため、同社がいつ破綻してもおかしくないと公言しています)が、ともあれ資金調達手段をクレジット債に頼る高リスクな企業が債券発行時に要求される利回りは、上昇しているのでしょう。こうした高リスクな企業に貸し付けるリスクが上昇していることに留意する必要がありますが、ここ数ヶ月以内にクレジット債に投資しようと思っている私にとって、現状は好材料と言えるのかもしれません。

そんなことを考えながらクレジット債への追加投資時期を考えています。
(今後のインフレを想定するのであればクレジット債という債券よりも、株式の方が良いわけですが、株式が安くなる事態はあまり想像できません)

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