岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

資産管理

西側諸国がロシア資産没収なら報復とロシア国営通信。ロシア株ETFからの資金回収はいよいよ絶望的か…

最近の気になる話題として、米政府がロシアの凍結資産を接収し、ウクライナ復興への資金にあてるという記事がありました。その記事を読んだ時に感じた嫌な予感が的中しました。 西側諸国がロシアの凍結試算を没収した場合、ロシア政府は報復として西側が保有…

11月末のバリュエーションチェック。新興国株の割安さはどうも本当らしい

11月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性…

新NISA、つみたて投資枠の設定を行う

新NISAのつみたて投資枠の設定を行いました。設定といってもこれまで特定口座で行っていたクレジットカードによる積立投資をそのまま、新NISAに切り替えたもので、投資先が変わるわけではありません。投資先は全世界株型のインデックスファンドで、私がNISA…

11月末の資産チェック。資産価格上昇で金額としては過去最大の資産増

月末の週末ということで、資産チェックを行いました。11月は株式(VT、ドル建て)が11.8%のプラス、クレジット債(JNK、ドル建て)が4.9%のプラスと、リスク性資産は大幅に上昇しました。為替は1.8%円高に動いたもののリスク性資産の上昇に比べると微々たるもの…

利上げ終了観測の市場での織り込みは十分でなさそう

米国の利上げ終了を見込み、為替市場ではドル高が一服しています。利上げの終了は資産価格の押し上げにつながりますから、利上げ終了観測の影響は為替市場にとどまらず、今月は資産価格が大幅に上昇しています。追加投資を考えている私にとって、資産価格の…

クレジット債に対する強気意見を読む

クレジット債に対する強気意見を紹介する2つの記事を読みました。1つめは今後デフォルト率が増加(来年はデフォルト率が5%まで上昇することが見込まれているとのこと)してもクレジット債は堅調なリターンが見込めるとした記事。2つめは投資適格債について、来…

10月末のバリュエーションチェック。多少割安になっていた10月末の株式市場

10月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性…

投資信託とETF、どちらが良いか?

昨日に引き続き、今後クレジット債に投資する際の手段(いずれも投資信託とETF)について考えました。ETFは今月末に上場予定であり、現時点で目論見書は明らかになっていないものの、信託報酬等はほぼ変わらないようです。証券所で取引されるETFは指値注文等で…

豊富になってきた日本の個人投資家の選択肢

私は米国上場のETFを通じてクレジット債に投資しています。日本国内の投資信託等でなく米国ETFを利用する理由は、安価な運用報酬や流動性だったのですが、最近、国内のETFや投資信託に魅力的な商品が出ていることに気づきました。いずれも国内のETFや投資信…

10月末の資産チェック。今年最大の月間下落。株式が下落して追加投資が検討できる水準へ

月末まで数日ありますが週末ですので、10月末の資産チェックを行いました。10月は株式(VT、ドル建て)が4.5%のマイナス、クレジット債(JNK、ドル建て)が2.0%のマイナスと、リスク性資産は下落しました。為替はほぼ変わらずで0.1%円安に動き、資産全体としては…

9月末のバリュエーションチェック。新興国株が割安に(データ間違いの可能性ありますが…)

9月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性が…

米国債利回りが0%から5%へ。自身の運用計画を振り返る

米国の金利が0%から5%に上昇し、政府の財政運営が危惧されるという記事を読みました。これまでは国が国債を発行すれば投資家はいくらでも買ってくれましたが、これは変わりつつあるのかもしれません。この将来が危ぶまれるという見解に、私は同意しています…

株式は明らかに過大評価とビル・グロース氏

先月、本格的な下落が始まる初期段階でクレジット債に追加投資を行った私にとって、自分を安心させる記事が出ていました。債券運用で名を馳せたビル・グロース氏が現在の市場に対し、株式は明らかに過大評価、債券は魅力的ではないものの「ましな取引」と分…

9月末の資産チェック。株式のバリュエーションは平均並み、クレジット債に投資したのは正解だったかもしれない

9月末の資産チェックを行いました(記事化が遅れましたが、以下は週末の時価を利用しています)。9月は株式(VT、ドル建て)が5.0%のマイナス、クレジット債(JNK、ドル建て)が1.7%のマイナスと、リスク性資産は下落しました。一方で為替は2.1%円安に動き、資産全…

株価反発で一安心。ジャンク債は良いリスク?

昨晩の米国市場は上昇しました。特段の材料はなく、今週前半の下落から反発しただけと捉えるのが無難そうです。一度買ったら売らない、長期投資の方針で追加投資した私ですが、買った直後に下落が続くのはやはり気持ちの良いものではなく、そうした意味で少…

株式に比べて洗練されている債券市場。株式とクレジット債に投資すること

昨日の米国市場では高い政策金利の長期化観測が広がり、債券が売られました。株式は先週の下げの反動でしょうか、小幅に反発しています。債券市場の動きをもう少し詳しく見ると、長期債の下落幅が短期債の下落幅を上回っています。政策金利の引き上げと維持…

8月末のバリュエーションチェック。株式は少なくとも割安にはなっていない

8月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性が…

昨日の下落局面でクレジット債に追加投資しました。手元のドルはほぼゼロに

FOMCの金融政策決定を受けてここ数日、債券は売られ、株やクレジット債といったリスク資産も下落しています。先週クレジット債に追加投資した私にとっては追加投資は今週まで待っておけば良かったことになりますが、先週時点でこうなることは分からなかった…

今回の投資タイミングについて。0.2%の利回り向上がもたらす効果は?

今回クレジット債に追加投資するにあたり、こんなことを考えました。私はハイイールド債ETFの利回りが9%に達したら追加投資しようと思っていたのですが、今回はだいたい8.8%で購入したので、0.2%分の利回りを諦めた形になります。0.2%の利回りを諦めることで…

追加投資できました。今後も追加投資先はクレジット債が有望か

だいぶお騒がせしていましたが、先週金曜にクレジット債に追加投資することができました。先週金曜は少しだけクレジット債が売られていたので、より良い追加投資を待って買いの好機を逃した先週の教訓を活かし、あまり思い悩まずに追加投資しました。今週は2…

昨晩も買いを逃し、クレジット債は価格上昇…

昨日記事にした通り、クレジット債への追加投資にあたって米国CPIの結果を待っていた私は、CPI発表後の価格上昇を目の当たりにし、追加投資を一日先延ばしにしました。ECBの金融政策の発表と米国の経済統計を受けて、クレジット債が下落するのを期待したわけ…

昨晩のCPI待ちは結果として裏目に。今晩のECBの結果と米国の統計に期待をつなぎます…

昨日記事にしたように私は米国CPIの発表を待って、クレジット債に投資する予定でした。CPIは概ね予想通りだったものの、金利は低下し、クレジット債の価格も上がってしまいました。CPIの結果を待とうとした私の判断は、完全に裏目に出た形になります。最近思…

今晩のCPI発表を確認し、クレジット債への追加投資を行うつもりです

追加投資の対象をクレジット債に絞り、その後もあれこれと悩み続けてきた私ですが、そろそろ腹をくくって追加投資しようと考えています。今晩は米国のCPIが発表されますが、インフレ沈静化に疑問を投げかけるような内容である場合、金利は上昇するはずです。…

財務官の円安けん制発言で円安進行が止まる。今後のドル買いについて

本日(日本時間)の為替市場は、財務官による円安けん制発言(為替介入の可能性をちらつかせるもの)を受け、ここ数日急速に進んでいた円安進行が止まりました。米国ETFを中心に投資をしている私は、手元の円をいったんドルに換えてから米国ETFに投資することに…

米金利上昇による株価下落はせいぜい10%と見込まれているらしい

私は追加投資のきっかけとして、高い政策金利を維持することによる景気冷え込み効果を忌避した株式やクレジット債の下落を期待しています。そんな私を失望させる記事を読みました。現在4.2%くらいの米国10年国債利回りが4.5%に上昇したとしても、多くの投資…

8月末の資産チェック。手元の現金が積み上がっている

8月末の資産チェックを行いました。8月は株式(VT、ドル建て)が2.3%のマイナス、クレジット債(JNK、ドル建て)が0.5%のマイナスと、リスク性資産は下落しました。一方で為替は3.6%円安に動き、資産全体としては+2.1%のプラスになりました。円安効果によるもの…

またもや追加投資の機会を逃したか…追加利上げ観測後退でリスク資産は上昇

ここ数日の米国市場は弱い経済指標を受けて、FRBの追加利上げに対する観測が後退し、その結果株式やクレジット債のリスク資産は反発しています。8月中旬にクレジット債が下落した時は、待っていた追加投資の機会が訪れたかと期待しましたが、その期待は今の…

ロシアの石油大手ルクオイルが外国人株主からの株式買い戻しを計画

ロシアの石油大手ルクオイルが外国人株主からの株式買い戻しを計画しているという記事を読みました。買取価格は少なくとも50%の割引をした後の価格とのことです。外国人株主はロシア企業の株式をいったんゼロと評価していることもあり、この買い戻しに対する…

7月のバリュエーションチェック。(7月末時点の)株式市場の割高さを確認

7月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性が…

8.9%という短期のハイイールド債の利回り、魅力的では?

下落局面を待って追加投資することを基本姿勢としている私ですが、これという下落が起きないまま、時が経ってしまいました。現金はリターンを生み出さないため、現金が積み上がりすぎるのは問題です。このため手元の現金の半分くらいで、追加投資をしようと…