資産管理
昨日の米国株は久々に1%超の下落になりました。これまでの上昇幅が大きかった反動と言えますが、FOMCで今後の金融政策がタカ派姿勢になる可能性がようやく意識されるようになったように思えます。金融機関に所属する多くのストラテジストも市場はFRBのタカ派…
空恐ろしい記事を読みました。米空軍の幹部が2025年に米中間で戦争が起こる可能性を指摘し、その備えを指示したとのことです。冷静に考えると米軍幹部が米中間の緊張の高まりをまったく想定していないとすると、その方が驚きです。この幹部が想定するシナリ…
12月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性…
月末に近い週末ということで、少し早いですが1月末の資産チェックを行いました。1月は株式(VT、ドル建て)が7.7%のプラス、クレジット債(JNK、ドル建て)が3.8%、為替がほぼ変わらずで0.8%のマイナスで、資産全体で5.3%のプラスになりました。かなり大幅なプラ…
年初から上昇基調で推移している株価ですが、金融機関の専門家の多くは短期的な株価の将来に対して悲観的です。悲観見通しの多くは景気減速や企業業績の落ち込みが株価下落を招くと予想しており、私もそのような気がしています。今日読んだ記事はこのような…
昨日記事にしたように私は現在、追加投資の方法について悩んでいるわけですが、本日読んだ記事と優柔不断な性格から、今月中の追加投資の判断は先送りすることにしました。本日読んだ記事は、今年の米国株は昨年の下値以上に下落するとするベテラン投資家の…
昨日の米国株式市場はハイテク企業の決算に対する期待という不明瞭な理由で1%程度の上昇となりました。市況を伝える記事にありましたが、年明け以降の株高を受け、現在の株価は割安とは言えない水準とのことです。弱気ストラテジストの意見を伝える別の記事…
昨日の米国株市場は景気後退を示す経済指標(生産者物価指数が予想以上に低下、小売売上高も悪化)を受けて、近い将来に対する懸念が高まり、株価は下落しました。ちょうどFRBが今年の景気減速を予想する報告書を発表したことも、市場に重石になったと思います…
米国でユニークなETFが設定されたことが金融関係の記事になることがあります。昨年で言うと、米議員が開示する証券保有状況に則って投資するETF(政治家はインサイダー情報とは言わないものの、特別な情報に接しており、投資に優位という理屈に基づく。民主党…
本ブログでたびたび記事にしているように私は昨年からの下落局面はまだ終了しておらず、今後昨年10月に記録した下値を下回る展開を期待しています。下値を更新した時に株式へ追加投資しようという、(自らに都合の良い)ある意味で楽観的な見方ですが、これは…
私は昨年のロシアのウクライナ侵攻時にロシア株ETFに投資し、その後の経済制裁によってこの投資の回収は不可能になり、現在に至っています。ETFを運用する会社は数年間はファンドを維持するものの、それまでの間にロシア株の回収が不可能のままであった場合…
昨晩の米国株市場は上昇して始まったものの、FRB高官による高い政策金利を維持する発言が伝えられると、上昇を消してほぼ変わらずで取引を終えました。FRBの言うことを聞かない市場に対して疑問を持っていた私にとっては「それ見たことか」という展開ですが…
昨晩の米国株市場は雇用統計で賃金上昇の鈍化が見られたことから金融引き締め懸念が後退し、2%台の大幅高になりました。追加投資を目論んでいる私にとっては残念な結果ですが、私が期待しているのは景気後退による企業業績の悪化が明確になった後の株安です…
遅くなりましたが11月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基…
昨晩は今年初の米国市場の取引日。ハイテク株の業績や景気後退への懸念から株価は下落しています。多くの市場関係者が見込んでいる景気後退ですが、景気後退が起こるとFRBは利下げに転じることから、年単位で見ると株価に追い風とされることが多いように思い…
つい先日、年末までにやるべきことリストを記事にしましたが、そのリストの中に入っていたNISAの延長手続きを失念していたことに気づきました。わざわざ記事にしたのに忘れるとは…というのはさておき、NISA枠の使用方法について現時点の考えを記録しておきま…
昨日記事にしたように2022年は給与所得を加味しても1年を通じて資産が減少した残念な年でした。私が投資対象とした資産が昨年どのような実績であったのかを含め、12月の値動きを確認していきます。まず株式(VT、ドル建て)は12月が5.3%のマイナス、2022年では…
12月の資産チェックを行いました。本日は十分な時間が取れず、詳しい振り返りができませんので、取り急ぎ全資産分について記事にしておきます。12月は単月で5.4%のマイナスと久々の大幅マイナスになりました。詳細は明日の記事にしますが、12月単月の下落要…
私の市場予想を引き合いに出すまでもなく、予想はなかなか当たらないものです。それでも将来を予想してしまうのが人の性、今年を振り返り来年を占う記事を読みました。今年は株式・債券のいずれもマイナスとなる苦しい市場環境でしたが、この記事は株式につ…
昨日記事にした通り、日銀の政策修正に伴う円高を好機とし、ドルを買い増しました。様々な記事を読むと、少なくとも短期的には今後も円高が続くことが予想されているようですが、その場合は定期的に入ってくる円でドルを買い増そうと思っています。本日はド…
日銀の政策修正(許容変動幅の拡大)が市場に及ぼす影響を今日になって確認しました。昨日記事にしましたがやはり大きなサプライズであったようで、その影響は数日で出尽くすものではなく、資金フローの変化等を通じて数ヶ月かけて織り込むべき出来事と目され…
昨晩の米国株市場は欧州と英国の中銀が相次いで利上げしたことを受け、パウエル議長のタカ派発言が現実味を増したようで、その前日のFOMC後以上に下落しました。FRBタカ派姿勢が意識されたということで、ドルの価値は上昇しています。私は市場が金融引き締め…
昨晩発表された注目の米国消費者物価指数(CPI)は事前予想を下回る7.1%の上昇となりました。物価上昇のペースが落ち着いてきたことを好感し、株価は上昇、債券も上昇(金利は低下)、ドルは対円でドル安になりました。株式へ追加投資しようと思って円をドルに替…
世界的な金融引き締めを受け、今後の景気後退(既に景気後退入りしているという声も)を予想する意見が広く聞かれます。最近ではその役割上悲観的なことが言いにくいFRBまでもが、景気後退の確率を50%程度と予想したくらいですから、景気後退入りの確率はかな…
12月に入りましたが月末の週末ということで資産チェックを行いました。11月は株式(VT、ドル建て)が7.7%のプラス、クレジット債(JNK、ドル建て)が1.2%と、リスク性資産が前月引き続いて反発しました。ただし為替は147円から134円へと8.9%円高になりました。リ…
株式もしくはクレジット債への追加投資をもくろみ、実際に手元の円の大半をドルに換金済みの私にとって、今後の問題は「いつ」これらの資産が安くなるのかです。特に株式は急上昇しているため、これは切実な問題です。この疑問に答える複数の記事が出ていま…
昨晩のアメリカ市場ではパウエル議長の講演内容をハト派転換と捉え、株式と債券は上昇、ドルは安くなりました。講演内容を紹介する記事を読むと、たしかにパウエル議長は12月のFOMCでこれまで0.75%だった引き上げペースを0.5%に落とすことを示唆しました。こ…
昨晩の米国株市場は複数のFRB高官が追加利上げを意識させる発言をしたことを受けて下落しました。欧州でECB高官が同様に引き締め姿勢を示したことも、下落要因になったのだと思います。そして株式への追加投資を考えている私にとって励ましになる分析が記事…
私は株式とクレジット債(ハイイールド債)を追加対象先の候補としており、株価が反発してしまった今はクレジット債に投資する可能性が高くなったと考えています。そんな私にとり、クレジット債の追加投資時期を考える記事が出ていました。1つ目は債券運用の専…
米国の金融機関のストラテジストによる政策金利の見通しが大きく分かれているという記事がありました。政策金利は5%または5.25%でピークをつけることが予想されることはほぼ共通見解になっているものの、その後ピーク付近で政策金利が維持されることを見込む…