岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4月末の資産チェック。月末の円安効果で資産増

4月末の資産チェックを行いました。4月は株式(VT、ドル建て)が1.4%のプラス、クレジット債(JNK、ドル建て)が0.4%のマイナスと、クレジット債は若干下落したものの、リスク性資産は概ね堅調な実績となりました。リスク性資産以上に動いたのが為替で、2.6%の…

航空券の値段が上がっている要因

私自身はいまいち実感がないのですが、航空券の値段がコロナ前に比べて上昇しているそうです。その要因についてまとめた記事を読みました。まず航空業界の人材不足です。コロナ禍中に航空業界で働いていた人は離職してしまったそうで(また会社側も慰留しなか…

従業員が経営者になれば全て解決、とは行かない…

オフィスビルやビジネスホテルを運営しているユニゾホールディングスが、民事再生法の適用を申請しました。これをもって同社が発行していた債券は「機縁の利益を喪失」(債務不履行と同義なのでしょう)するそうです。ユニゾホールディングスというと従業員が…

米国で実家ぐらしを選択する若者が増えているらしい

少し前のことですが、米国の若者が実家ぐらしを選択する割合が増えているという記事を読みました。記事によるとコロナ後の家賃高騰の影響もあり、若者世代(26-41才)の約1/4が実家で生活しているそうです(18-29才に限ると過半数とのこと)。1/4の半数以上がこ…

やはり出た!少子化対策の財源は国債発行との案

高福祉低負担を求める私たちと、それに応える政治家の産物として、少子化対策の財源を国債発行で賄う案が出てきました。国債発行は負担の将来への先送りですから、対策によって生まれてきた子供に負担を押し付けるわけにも行かず、あくまで一時的とのことで…

徐々に平常に戻りつつある日本社会。企業社会はどう戻るのか?

新型コロナがもたらす心理的な制約が徐々に減ったように感じており、昨今はお酒を飲む機会が増えてきました。週末の街中でマスクを外している人はもはや珍しくなくなっているように思います。個人の生活においては新型コロナは過去のものになりつつあるので…

3月末のバリュエーションチェック。銀行危機も株式バリュエーションは変わらず

3月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性が…

株価下落を心待ちにする私が励まされた分析。株価は景気後退入り後に下落していた

株価が安くなったところで追加投資しようと考えている私にとって、励まされる分析結果が記事になっていました。米国で過去100年に起こった15回の景気後退を調べると、いずれも景気後退入り後に株価は底値を付けたそうです。この分析結果を現在に当てはめると…

株式と債券へ分散投資する意義は失われたのか?債券投資はこれからが美味しい気がします

世界最大手の運用会社が株式と債券への分散投資に疑義を呈していました。株式と債券に分散投資する方法は各国の中央銀行が利上げしている現在には合っておらず、プライベート資産への投資やインフレ連動債や短期債への一時的な投資を呼びかけているそうです…

遅くなってしまった2月末のバリュエーションチェック

更新を忘れて遅くなってしまいましたが、2月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデー…

今後の追加投資について考える。昨晩は債券が株式以上に下落した

私は全世界株式と米国総合債券のETFの価格を日々眺めているのですが、昨晩は債券の価格が株式以上に下落する、珍しい日でした。昨日の市場の変化は、米国総合債券が△0.45%、全世界株式が△0.31%になっています。いつもは債券は株式よりも価格変化が小さいわけ…

米国のオフィス空室率が20%になっているらしい。東京のオフィス空室率は6%台

ヘッジファンド運用者が空室率が高まっている米国のオフィスについて、解体を呼びかけているという記事を読みました。この運用者は都市部のオフィスを住居用に変えることは非現実的であり、このためオフィスと解体することを呼びかけているそうです。解体後…

JPモルガンが上級管理職の毎日の出社を義務付ける

私がコロナ禍で急速に広がった在宅勤務という習慣がどのように薄れていくのかに注目しています。そして本日、コロナ前に戻るきっかけになりそうな記事を読みました。米金融大手のJPモルガンが上級管理職に対し、毎日の出社を義務付けたそうです。そのことを…

苦しい正当化は危機感の裏返し?日銀の株式保有は国債保有のヘッジになるという考え方

人は自分が置かれている状況が苦しければ苦しいほど、創造的な言い訳を産み出すものです。現在日銀は国債だけでなく株式も保有し、他に類のない量的緩和を行っているのですが、中央銀行が株式を保有することを正当化する理屈が、記事になっていました。記事…

職場に出勤する人の方が在宅勤務をする人よりも仕事熱心という(当然に思える)調査結果

職場に出勤する人は在宅勤務をする人に比べて、キャリア開発活動に多くの時間を割いていることが、記事になっていました。「キャリア開発活動」は分かりにくい言葉ですが、自己研鑽や若手社員に対する職業訓練を指しているようです。私はこの調査結果は当然…

株式市場と国債市場で分かれる今後の経済見通し

今後の経済見通しをめぐり、株式市場と債券市場で見方が分かれているとした記事を読みました。株式とクレジット債の市場は景気後退の可能性を見込まず、価格が上昇しているのに対し、国債市場は今後の景気後退を見込み、同じく債券価格は上昇しているそうで…

買収価格が安すぎた?日本の企業社会は改善している

伊藤忠商事がファミリーマート(以下ファミマ)を買収した際の価格について、裁判所が安すぎたと判断しました。裁判所は買収価格がファミマが設置した委員会による理論価格を下回ったことを、その根拠としています。私はファミマが設置した委員会が示した理論…

黒田日銀総裁が退任。植田新総裁は金融政策の正常化を軟着陸する形で実現できるのか?

昨日、黒田日銀総裁の退任会見が行われました。黒田氏は自身が行った大規模な金融緩和を、2%の物価上昇目標に向けた適切なものであったと振り返りました。黒田氏が振り返るように、足元の物価は上昇しており、デフレ状態からは脱却したように見えます。しか…

意外にクレバーな日本政府。ロシアからの天然ガス輸入量は増えているらしい

ロシアのウクライナ侵攻に対し、西側諸国はウクライナへの武器の提供だけでなく、ロシアからのエネルギー輸出を減らす等の経済制裁を通じて、ウクライナを支援しています。日本も西側諸国の一員として、こうした動きに同調していると思っていたのですが、表…

日本に「暇な人」が増えている?富裕層の増加は富裕層向け事業の発展を促しそう

格差拡大の結果、豊かな人は富裕層として有閑な生活を楽しんでいるようだ、とした記事を読みました。戦後3世代を通じた資産の蓄積によって格差が広がり、富裕層は有閑な生活を楽しめているとの見立てです。記事では平日に新幹線に乗る現役世代と思しき人、平…

株価下落を予想する意見を確認する。当分大規模な株価下落は起こらなそう…

銀行危機がもたらした先月の株価下落局面で、株式に追加投資できたことに私は満足していますが、人間の欲望には際限がありません。追加投資後、今度は手元に追加投資用資金が残っていることが気になっています。私の予想など頼りになるものでなく、このため…

有名人の死去にあたって延命治療について紹介すること

音楽の分野で世界的に活躍された坂本龍一さんが死去されました。そのことを伝える記事を読んだ際、坂本氏が死の間際にがんの治療で苦しんでいたことが、紹介されていました。この記事を読んで私が思ったことは、治癒の見込みが薄いのに、死の間際に治療で苦…

少子化対策の財源が医療保険というのは妥当な落とし所のような気がする

岸田政権の「異次元の少子化対策」の内容とその財源が明らかになってきました。内容については賛否いろいろあるようですがここで触れることはせず、本記事では財源として社会保険料を見込んでいることについて考えてみます。まず財源を国債としなかったこと…

3月末の資産チェック。銀行危機でドキドキしたものの、終わってみると良い月だったのかも

3月末の資産チェックを行いました。3月は株式(VT、ドル建て)が2.6%のプラス、クレジット債(JNK、ドル建て)が2.0%のプラスとリスク性資産は上昇しましたが、為替が2.6%の円高に動き、資産全体で0.5%のマイナスになりました。今月は欧米の銀行危機の影響でリ…