岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

3月末のバリュエーションチェック。銀行危機も株式バリュエーションは変わらず

3月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性があります。

世界全体(VT) 16 2.4 16
米国(VTI) 19.7 3.5 22.3
欧州(VGK) 13.6 1.8 12.6
新興国(VWO) 11.6 1.9 15.3
日本(VJPN) 12.9 1.2 10.4

3月は欧米で起こった銀行危機の影響で中旬にかけて株価は下落しましたが、その値を戻し、結局先月比で少し割高な水準で月末を迎えています。4月に入ってからも株価は堅調に推移しているので、私が追加投資できないことにヤキモキしているのもうなずけます。

現時点で想定される株価下落材料は、金融政策に対する楽観見通しくらいですから、下落したとしても大した下落は期待できず(大幅な株価下落が発生した場合、当局は金融政策を緩和方向に調整するでしょう)、そうであれば手元の現金は債券に投資するしかないと考えています。

このため先週くらいからクレジット債の価格を確認しているのですが、なかなか下がってくれません。焦らず下落を待とうと自分に言い聞かせています。

reedonshore.hatenablog.com