職場に出勤する人は在宅勤務をする人に比べて、キャリア開発活動に多くの時間を割いていることが、記事になっていました。「キャリア開発活動」は分かりにくい言葉ですが、自己研鑽や若手社員に対する職業訓練を指しているようです。
私はこの調査結果は当然のことだと思います。若手社員の職業訓練は職場で実施することで効果が増えるでしょうし、自己研鑽についても同僚の働きぶりを見て学ぶところが大きいように思うからです。
新型コロナの流行によって急速に広がった在宅勤務という習慣がどのように収束するのか、私は興味深く見守っているのですが、こうした調査結果は在宅勤務の収束に向けた第一歩になるような気がします。
私は日本人の長所は勤勉さにあると思っています。その長所は、周囲の目を気にする国民性が醸成したと考えており、在宅勤務の広がりは、日本人の長所を減らしてしまうと考えています。このため在宅勤務の収束は良いことだと思っています。
マスクもそうですが、在宅勤務という習慣が今後どうなるのか、観察していきます。