2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
このところ株価がスルスルと上昇しています。ナスダック100指数は直近安値から20%上昇し、強気相場入りと判定されるようになりました。追加投資をもくろんでいた私は、銀行危機で株価が下がった際に追加投資できたとはいえ、追加投資できた金額は手元のドル…
少し前のことですが、電気自動車への移行について、日本国内の自動車メーカーの幹部が、円滑な移行を疑問視する意見を述べていました。電気自動車はガソリン車比べて部品が少ないと言われ、このため生産が容易であるようなイメージがありますが、とはいえサ…
だいぶ前のことになりますが、デリバティブを組み込んだ仕組債を主に個人投資家向けに販売することを、金融庁が規制しようとしているという記事を読みました。デリバティブの評価は極めて専門的であり、記事の中で金融庁の担当者のコメントとして引用されて…
マスク着用が任意になり、また暖かくなるにつれて、街中でマスクを着用しない人を見かけることが増えてきました。私はこの現象を良いことだと考えています。そしてマスク以上に、マスクと共に急速にコロナ禍で広がった在宅勤務という習慣が、今後どうなるの…
破綻しそうもないドイツ銀行で破綻が懸念されるということは、逆説的に銀行破綻の拡がりはピークに達したと言えるのではないかと、昨日の当ブログ記事に記載しました。そんなことを考えているとフランスの銀行も破綻が懸念されているという記事を読みました…
昨晩の米国株市場は取引開始後こそ銀行危機の広がりを嫌気して下落したものの、その後当局の不安払拭、利上げ打ち止め観測や年内利下げ観測の高まりから、株価は上昇に転じました。私は銀行危機は近いうちに落ち着くと思いますが、物価上昇は簡単に落ち着く…
岸田政権が物価高対策として2兆円超を支出することが記事になっていました。4月に予定される統一地方選挙への対策なのだそうです。こうした対策は的を絞って実行しないと、かえって物価上昇に拍車をかける可能性もあるため、的を絞った対策を実行してほしい…
米地銀の相次いだ破綻の影響を抑えるためだと思いますが、米当局が預金保護の対象を一時的に保護の対象とすることを検討しているそうです。このようなことが検討されているということは、当局がさらなる破綻を警戒しているということでしょうから、シリコン…
昨日、スイスの当局者によってクレディ・スイスの発行する「その他ティア1債」(AT1債)が無価値になることが決定されました。この結果は報道されていた通りですが、合わせて発表されたクレディ・スイスの株式が、同社を救済するUBSの株式と交換されることが、…
だいぶ前の話ですが、ゴッホの絵「ひまわり」をめぐって日本の保険会社が訴えられていることが記事になっていました。訴えたのは1934年までこの絵を所有していた銀行家の子孫で、私が読んだ記事では明らかになっていませんでしたが、1934年に絵画を手放した…
私はクレジット債への投資にあたり、金融機関が発行していることが多い優先株式に投資しているETFにも投資しています。この優先株式ですが、株式と債券の中間の性格を持ち、金融機関が経営危機に陥った時に債券投資家よりも先に損失が発生する代わりに、相対…
中央集権的な国家における中央政府に対する批判は、分権的な国家に比べ、特に歓迎されません。中国で、現政権の長期政権化に対する批判を検閲の対象にしており、それは皮肉も例外でないことが記事になっていました。その記事によると、現政権の続投に対する…
昨晩の米国株市場は米国の銀行危機が欧州のクレディ・スイスに飛び火したことを受け、一時2%ほどの大幅下落を記録しました(昨日、銀行破綻を材料にした株価下落はもう来ないのではと記事を書いたその日にこうしたことが起こるものですから、予想は当たらない…
昨日の米国株式市場は1.6%の上昇となり、銀行破綻による市場の混乱は一旦収まった模様です。私はNISA枠内の追加投資と円の一部をドルに換えたのみで、今回の下落を活かした追加投資は十分にできませんでした。少し残念な気もしますが、少なくとも今年のNISA…
昨晩の米国株市場は下落で始まったものの、その後買い戻され、先週末とあまり変わらない水準で取引終了となりました。昨日の記事にした通り、株式へ追加投資しようと思っていた私は、ひとまず残っていたNISA枠の投資を終わらせています。欲を言うと下落で取…
米国時間の週末もシリコンバレー銀行の破綻処理をめぐる交渉は進められていたようで、同銀行の預金は全額保護される方向とのことでした。先週金曜の売られ過ぎの反動もあってか、米国株の先物は1%程度の上昇で反応しています。今回の危機ですが、金融システ…
ここ数日ブログの更新が滞っていましたが、その間の株式市場は追加投資を待っていた私にとって好都合な展開でした。3/8に記事にしたようにパウエル議長の発言による株安はある程度想定(というより期待)していたものですが、私にとっての思わぬ援軍が米国の銀…
昨日の米国株市場はパウエル議長の議会証言が想定よりもタカ派的だったことを嫌気し、1.5%の下落になりました。金融市場では政策金利の引き上げが継続し、また高い政策金利の維持が織り込まれ始めています。2月中に手元資金の一部を株式に投資し、さらなる追…
中央銀行は政府と一体であり、政府が発行する国債を無制限に購入しても問題ないとする考え方があります。私はこうした考え方について、貨幣価値の低下(インフレですね)をもたらすものとして危なっかしく思っていましたが、緊縮財政を唱える人たちは私のよう…
自民党の有力議員が日銀の金融政策(正確には政府との共同声明)の見直しについて「見直しに手をつけたらパンドラの箱を開けてしまう」「市場に混乱を与えることになると思う」と発言したことが記事になっていました。この共同声明は2%の物価安定の目標のため…
私は株式やクレジット債へ投資する際に米国上場のETFを利用しており、追加投資のために円から換金した米ドルと、支払われた配当金(米ドル建てで支払われます)で、手元に米ドルが積み上がりがちです。この米ドルは株式やクレジット債への追加投資に回すため、…
記事にするのが遅くなりましたが、1月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであ…
厳格なコロナ対策からの急激な制限解除が話題になった中国ですが、その経済回復は想定よりも順調なようです。制限解除の直後に感染が急増したものの、国民の大半が感染したため、その後の感染は落ち着いています。このため経済回復の進捗が順調とのことです…
日銀総裁の交代にあたり、前任の黒田総裁がいわば置き土産として、3月の金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロールの再修正などの金融引き締めを行うとする観測が取りざたされています。これに対し、年度末である3月末に近い時期に金利が上昇すること…