岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

積み上がった米ドルをどう運用するか?

私は株式やクレジット債へ投資する際に米国上場のETFを利用しており、追加投資のために円から換金した米ドルと、支払われた配当金(米ドル建てで支払われます)で、手元に米ドルが積み上がりがちです。

この米ドルは株式やクレジット債への追加投資に回すため、現金、つまり利益を出さない形で放置されています。米ドルMMF等を通じて投資しても良いのですが、そうすると追加投資のためにMMFを売却した際、利益が出ていると税金支払いが発生してしまいます(米ドルのままであれば税金支払いは発生しません)。

これまではMMFから期待できる微々たる利回りのために税金を支払う可能性を考え、MMF等には投資してきませんでした。ただFRB政策金利引き上げで金利が上昇すると、MMFのようなファンドの利回りも高くなります。この記事のために直近の利回りを調べると3.8%になっており、ほぼ無リスクで3.8%の利回りが得られるのはかなり魅力的です。

とはいえ税金を支払う可能性を考えると、MMFへの投資はやはり躊躇してしまいます。そこで同じく短期の、クレジット債に投資するETFの利回りを調べてみると、利回りは9.0%(配当利回りは6.7%)になっていました。この利回りが永続するわけではありませんし、MMFと違ってこちらは元本毀損の可能性が格段に高いわけですが、これもかなり魅力的です。期待しているように株価が安くならない場合、こうした選択肢も有力になると思いました。

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