岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

航空券の値段が上がっている要因

私自身はいまいち実感がないのですが、航空券の値段がコロナ前に比べて上昇しているそうです。その要因についてまとめた記事を読みました。

まず航空業界の人材不足です。コロナ禍中に航空業界で働いていた人は離職してしまったそうで(また会社側も慰留しなかったでしょう)、このため航空業界は人材確保に苦労しているそうです。記事では人材確保のためにより高い給与を支払ったことが、航空券の値段を押し上げたとしています。

また原油価格も上昇しています。ロシアのウクライナ侵攻の影響はだいぶ落ち着いてきましたが、それでもコロナ前に比べて原油価格は上昇しています。これは運航コストの上昇につながり、航空券の値段を押し上げます。なお格安航空会社は燃料価格のヘッジをかけない傾向があるとのことでした。

最後に航空機が不足しているそうです。コロナ禍中では使わなくなった航空機を、砂漠等にある駐機場を置いていたようですが、それらを再度運行に回すには部品の交換等の整備が必要になるそうです。新しい機体の生産においても原材料が不足するなど、航空機の不足はそう簡単に解消されないそうです。

このような要因により航空券の値段は上がっているのですが、現在旅行を控えている中国人旅行者がこれまでのように旅行をし始めると、航空需要は更に高まることが予想されます。航空券の値段は当分高止まりすることを覚悟し、航空券の確保は早め早めにすることくらいしか、対処策はなさそうです。

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