岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

パレスチナ側の視点を紹介するようになった世論

ハマスイスラエル侵攻をきっかけとしたパレスチナでの紛争について、パレスチナ側の視点のたった報道が増えてきたように感じます。

現在行われているイスラエルによる反撃は、パレスチナの民間人を巻き込む形で行われざるをえず、パレスチナの民間人の被害を紹介することは、自然とパレスチナ側の立場に立った報道につながります。

また当初はハマスによる侵攻と民間人の拉致という、イスラエルに同情的にならざるを得ない報道が多かったのに対し、今後はイスラエルの反撃(イスラエルパレスチナの間には圧倒的な軍事力の差があり、イスラエル側が防御を固めた後、ハマスが再度侵攻することは難しいでしょう)、つまりパレスチナに同情的な報道が続くと思われ、そうした”流れ”は今後パレスチナ側の報道が増える要因になるはずです。

先日記事にしたように私はパレスチナ問題に詳しいわけでなく、単純な判官びいきからパレスチナに同情的に、今回の混乱を見ていました。ハマスによる突然の侵攻と民間人の拉致は言語道断ですが、かといってイスラエル側が過剰な報復を行ってよいわけではなく、こうした報道を通じてイスラエル側が自制することは良いことだと思っています。

ともあれ悲惨な報道を目にするにつけ、事態の沈静化を願っています。

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