岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

パレスチナの紛争が沈静化して欲しい

ガザ地区を実効支配するハマスによるイスラエルへの攻撃の後、イスラエルが大規模な反撃を予定するなど、パレスチナをめぐる混乱は激化しています。これを受けてイスラエルパレスチナの双方の立場から様々な意見が出ています。

イスラエルを指示する立場では、突然の侵攻に加え、ハマスが行った民間人の殺害や人質作戦は、人権侵害ということになります。パレスチナを指示する立場では、進行前からパレスチナが陥っていた苦境や圧倒的な武力による反撃は、一方的な迫害ということになるのでしょう。

ハマスパレスチナの住民を人の盾にしていると非難されますが、イスラエルが本気で警戒する今となってはパレスチナによる追加侵攻は困難であろうことを考えると、イスラエルの反撃はもう少し穏やかであっても良いかと思います。これ以上の被害者増を避けるには、イスラエルが反撃の手を緩めることになるのでしょうが、イスラエルは強硬な姿勢を崩しておらず、今後の推移が心配されます。

金融市場ではイスラエルの反撃がガザ地区での作戦にとどまり、紛争が拡大しないことがメインシナリオになっているようです。そしてサブシナリオとして、紛争が周辺国(イスラエルとイラン等)の代理戦争化することや、さらに激化して直接的な戦争に転じることも、懸念されています。心情的にも資産運用的にも、紛争の沈静化を祈っています。

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