岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

ロシア株に投資してしまった私が夢想する、ウクライナ侵攻の帰結

(記事見出しにある通り私はロシア株ETFに投資しています。このため本記事は希望的観測とバイアスが含まれているであろうこと、予めご承知おきください)

私が投資している米国上場のETFは米ロ相互の売買制限によりロシア株の売買ができず、売買停止かつ値がつかない状態が続いています。私はこの状態が終わるにはウクライナ侵攻が西側の面目を保つように終結し、米国側でロシア株の売買を再開する気運が高まることが必須であるように思っています。ロシアの立場では海外からの投資資金は貴重なはずで、自国の資本市場を育成する観点からも、どのような結末であろうと戦争終結後に外国人投資家による売買を再開させるように思っています。そんなことを考えている私にとって、理想的な展開になっているような気がしています。

昨今ウクライナ政権にとって不利な意見が報道されるようになってきました。私が接する報道ですので、ロシア側ではなく、西側の報道です。具体的には西側の有識者ウクライナが譲歩する形での戦争終結に言及したり、腐敗認識指数(汚職度ランキング)を持ち出してウクライナ汚職が蔓延しているといった内容です。こうした意見や報道は西側諸国によるウクライナ支援の勢いを鈍らせるはずで、そのことを意識してある程度意図的に情報発信されているように私は推測しています。西側諸国も物価上昇やガス供給の停止など、ウクライナ支援の余波を意識せざるを得ないようになり、ウクライナ側に現実的な落とし所を模索するように促しているのかもしれません。ウクライナ側としては西側諸国の支援があっての戦争継続ですから、その前提が揺らぐと戦争終結に追い込まれることでしょう。

そんな中でウクライナに提供された武器が効力を発揮し、ウクライナ側に反転攻勢の機会が訪れているかもしれないという記事も出ています。本当に反転攻勢が現実になるのだとすると、ウクライナと西側諸国が面目を保つ程度まで、反撃が可能になるかもしれません。ロシア側としても戦争が長期化し、経済に深刻な打撃が及ぶことは歓迎しないはずです。このため本当に確保したかった地域以外は放棄し、戦争を終結させるという落とし所が見えてくるかもしれません。

冒頭に記載した通り、本記事はロシア株に投資してしまった私の、希望的観測とバイアスに満ちた推測です。とはいえ、ウクライナ情勢が今後どうなるのか、注目しています。

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