岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

いよいよロシア株の購入か。緊急避難的な売却が発生してもおかしくない

ここ1週間くらいロシア株を買うアイデアに取り憑かれて日々を過ごしていましたが、本日ロシアがウクライナへ侵攻し、それを受けてロシア株は急落(この記事を書いている時点で前日比30%の下落)しています。

本日ロシアの市場関連の記事を読んでいたところ、すでにロシアへの投資を減らしているとする債券の機関投資家のコメントが紹介されていました。その機関投資家は下落前に売ったとのことで、自身の腕自慢のようなコメントなのですが、本日の侵攻の知らせを受けて、慌てて売却する投資家がいてもおかしくないように思います。
私が読んだこの記事はロシア国債の取引に関するものですが、その機関投資家は今後のリスクとして既発国債の取引が停止されることを指摘していました。国家が発行する債券に比べて私企業が発行する株式は制裁対象になりにくいとは思いますが、万一ロシア株の取引が禁止されたら既存の投資家は大変なことになってしまいます。こうした万一の事態を恐れ、緊急避難的な売却を行う投資家が出てきてもおかしくありません。

ロシア株はすでに直近高値から60%ほど下落しており、十分に下落しているわけですが、追加制裁の発表を受けて株価がさらに下落する可能性はあります。60%という下落幅は2008年の金融危機時の最大下落幅と同じくらいですから、よい水準まで下落したことになります。

とはいえ上記のような緊急避難的な売却の影響を受け、本日の取引価格はかなり安くなる可能性があります。ロシア株の購入はいつも通り投資資金を2回(5:5)に分けて購入しようと思っていましたが、本日分を多めにして購入しても良いかもしれません。

ロシア株以外の株式、私が注目しているグローバル株と新興国も安くなっています。これらロシア株以外の株式は今後も米国利上げの影響を受けてじわじわ下げるように思っており、焦る必要はないと思っていますが、いつでも追加投資できるように現金を確保しておきたいところでもあり、投資金額の判断はなかなかに難しいところです。

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