岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

株価が底値付近まで下落してきたので追加投資方法について考える

パウエル議長が今後の金融引締め姿勢を明確にしたことを受け、株価の調整が続いています。気づくと私が追加投資の候補と考えている全世界株と新興国株のETFのいずれ(まだどちらにするのか絞りきれていません)が今年の最安値を更新したことから、追加投資について本腰を入れて検討する必要が出てきました。

まず追加投資のタイミングですが、先週のFOMCの結果を市場が織り込むにはもう少し時間がかかるように思っており、また投資家心理がさらに悪化してもおかしくないと考えています。普段確認しているスプレッドシートにS&P500の下落幅とVIXの値を追加し、こまめに確認していきます。

過去の下落幅を確認すると世界金融危機(リーマンショック)の時に55%、ITバブルで47%、コロナショックで34%の下落となっています。強い根拠はありませんが失業率の低さなどを考えると米国経済は底堅いように思っており、今回の下落幅はこれら過去のイベントほどにはならないような気がしています。S&P500が今年の最安値を更新した後にどこまで下落するのか、観察していきます。

追加投資の金額ですが、以前記事にした腹八分目くらいの投資額が適切という考え方に基づき、手元のドルの半分を追加投資に充てたいと思います。あてにならない自分の予想が外れ、さらに魅力的な追加投資の機会が出現するかもしれず、全額投資は控えることにします。

最後に昨日記事にした円のドルへの換金ですが、手元の円がそれほど積み上がっていなかったため、為替介入の効果が週明けも続いていれば、限定的な金額をドルに換金することにします。

本日の為替介入に関する解説記事を読むと、介入によって一時的に円高になったものの、円安の原因である金融政策の違いは厳然として残っており、介入の効果は短期的とする意見が多かったです。私も同感であり、追加投資というドルの利用時期が近づいているタイミングで、ドルに換金しておくことは悪くない選択肢であると思っています。介入の効果が週明けまで続くことを期待しています。

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