岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

個人投資家にとってあまり意味のないタイミングで行われた為替介入(為替介入は個人投資家のためにあるわけではありませんが…)

日米の金融政策の違いに起因した急激な円安を緩和するため、当局は為替介入を実施しました。145円台半ばで推移していた為替レートは、この記事を作成する時点で141円まで、一気に3.5円ほど円高が進んでいます。

昨晩のFOMCは予想通りの0.75%利上げとなりましたが、同時に物価上昇を抑えるため、痛みを覚悟しながら金融引き締めを継続する方針が示されました。一方の日銀は異次元の金融緩和を継続する方針を本日示しています。金融政策の違いが鮮明になり、円安が進行するのは当然のことで、145円台を突破したことが為替介入のキッカケになったものと思われます。

私は世界的な株安が近々に来るのではと考え(昨晩のFOMCの結果を受け、この可能性は高まったと考えています)、米国上場のETFを通じた投資を行うためのドルへの換金を、為替介入が行われるタイミングで行えば良いかと思っていました。ただ明日以降、日本の証券会社は休日です。追加投資は来週の月曜以降ということになり、為替介入のタイミングを捉えたドル買いは難しいかもしれません。ともあれ来週月曜の為替レートを確認し、魅力的な水準となっていれば、ドルへの換金を行おうと思っています。

確認すると前回のドル購入は135円台半ばで実行しています。為替介入がどのように継続されるのかは分かりませんが、介入の原資に上限があることもあり、135円台まで円高が進むことはないように思います。こうしたこともありドルを購入するにしても、株式への追加投資予定額にとどめたいと考えています。この連休は今後の株安局面で株式にいくら追加投資したいかについても考えたいと思います。

reedonshore.hatenablog.com