岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

適正なリスク量とは?自身の資産管理は意外と良い線いっていたかもしれない

資産運用に関するコラムの中で印象に残った記述があったので記録しておきます。資産運用では「適正なリスクを取ってリターンを狙いましょう」と言われますが、その「適正なリスク量」についてです。適正なリスク量と言われても、自身がどの程度のリスクが取れるのかは分からないものです。個々人の性格によるところも大きいと思うので、収入状況や年齢などで一律に決まるものではないでしょう。

コラムの筆者によると「だいたい投資済みだが、まだ少し投資する余力がある」状態が、適正なリスク量に近いとのことでした。コラムの趣旨としては投資余力を残しておいて、株価下落を楽しむくらいの気持ちになるくらいがちょうど良いのでは、といったところです。一般的な個人投資家にとっては投資に回す金額こそが興味の対象のような気もしており、そうした人にとっての回答にはなっていませんが、当面の生活費以外はほぼ全額資産運用に回すことにしている私にとってはとても納得感がありました。

私は慢性的に買い場を逃したと嘆いているのですが、リスク管理の観点ではそのくらいがちょうど良いということになります。たしかに次の下落局面を楽しみに待つくらいの心持ちの方が、結果的に長期投資が可能になる気がします。下落局面で資産運用を止めてしまうことが資産運用における一番のリスクですので。

一方で生活費以外はほぼ全額資産運用に回すという私の資産管理方法は、かなりリスクが高いことも事実です。私も市場が大幅に下落した際、資産運用を止めようとは思わなかったものの、資産の減少に愕然とした経験が何度かあります。今回のコラムは私にとってはとても納得感のあるものでしたが、やはり投資に回す金額の上限を示す一般的な適正なリスク量の推定法が求められていると思います。

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