岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

米国の債務上限問題が解決せずリスク性資産が下落。これまでリスク回避で買われてきた円は、今回は買われず…

今週は米国の債務上限問題が順調に解決に向かわなかったことから、株式やクレジット債が下落しました。私はクレジット債に追加投資すべく、指値注文を入れたのですが、ギリギリのところを狙ったことが裏目に出て、注文は執行されませんでした。その翌日以降、クレジット債の価格は戻ってしまったものの、急反発というほどでもありませんので、今晩再び下落した際は追加投資したいと考えています。

債務上限問題は今月末という期限に向けて最終調整に入っています。来週月曜にいたっても問題が解決していない場合は市場が大混乱になるでしょうから、市場が開いている日で下落局面で買おうとするのであれば、今晩が最終日になるように思っています。(来週月曜に解決していない場合は、追加投資のさらなる好機になるのでしょうが、さすがにその可能性は低い気がします…)

今回の下落局面で不思議だったのが、為替がドル高に動いたことです。米国発の混乱ですから、本来であればドルは売られて然るべきのように思いますが、リスク回避の動きによって逆にドルは買われているようです。資産の大半をドル建てで投資している私にとってドルがリスク回避資産とみなされることは、リスク回避で株式やクレジット債が売られた時にドルが下支えになるため歓迎です。ただ日本人としては、つい最近までリスク回避資産とみなされてきた円が、この局面で価値が低下してしまうことについて、複雑な思いがあります。

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