岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

米国の物価7.5%上昇でドル買いの機会は少なくとも今後1ヶ月は逸したか…

昨晩の米国消費者物価指数は前年比で7.5%と予想を上回る数値となり、利上げ加速観測が高まったことから金利は上昇(米国10年金利は2%の大台を突破)、金利上昇を受けて為替はドル高に動きました。

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セントルイス連銀のデータベースより

 

私は利上げが始まる前に株式を購入する機会が来るかと期待し、その際は米国上場のETFを通じた取引を想定していたため、ドルが安くなればドルへ換金しようと思っていました。ところが昨晩の物価指数の発表を受け、利上げが始まる前、つまり3月中旬までにドルが安くなることはないように思い始めています。この場合、株式が安くなった時は、手持ちのドルの範囲でETFを買うことになります。

ドルについては金利上昇が米国の経済成長を抑制し、そのことがドル安に導くのではないかとする考え方があるようですが、少なくとも3月中旬までの間で金利上昇が米国経済の成長を阻害するような懸念は市場に広がらないでしょう。また日銀が金利上昇に対して想定外の政策を採用し、円が高くなることも少しだけ期待していましたが、そんなことも起こらなそうです。

少なくともNISA枠についてはここ1ヶ月程度で何らかの投資を行いたいところですが、少なくともドル買いは八方ふさがりであることを自覚し、次の一手を考える必要がありそうです。
 

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