岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

ロシア株の購入タイミングを考える

先日記事にしたように上昇していない資源株、ロシア株ETFを購入するアイデアに取り憑かれています。ロシア株購入のリスクは経済制裁の内容になるわけですが、制裁内容を推測する記事を読みました。

その記事によると、エネルギー価格のさらなる上昇を回避するために今回の制裁ではエネルギー関連の制裁は行わないとする見方が多く、国際銀行間ネットワークからの除外も一部の大手銀行にとどまるとする見方が多いようです。この他に航空宇宙、人工知能、海洋関係のソフトウェアや製品の供給停止や、要人の資産凍結等が検討されているとのことですが、ロシアの主要輸出産品であるエネルギーが制裁の対象にならず、また銀行間ネットワークから除外も中小銀行は問題ないのだとすると、たいした制裁にならないような気がします。

加えてこの記事では、中国からの支援によって銀行間ネットワークからの除外が骨抜きになる可能性もあるとのことです。ロシア株への投資を考えている私にとっては話がうまくできすぎているように思い、不安になるくらいです。これでは制裁はほとんど効き目がない気がしますが、どうなのでしょうか。
(制裁が米国からの投資を制限する内容になったりすると、それなりに影響は大きいかもしれませんが、上場株式を通じた投資は禁止対象になるんですかね?)

今晩は米国の3連休開けの取引になります。いろいろな出来事が起こっていただけに大きな金額が動き、結果ETFの価格が極端に割安になる可能性があります。参考までに2008年の金融危機の際に先進国の株式市場がどれだけ下落したのかを確認すると、高値から60%ほど下落していました。この記事を作成した時点での下落率は40%であり、制裁内容が不透明な現時点ではもう少し下がるように思いますが、ともあれ今晩の市場でどのような価格がつくのかに注目しています。

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