岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

極右と結び付けられてしまう反対運動

北米のトラック運転手がワクチンの義務化に対する反対運動を行っています。彼らの主張は「ワクチン接種は自身の自由意志によるべき」というもので、この主張はなるほどと思わせます。私企業が従業員に接種を義務付けるのはなんとか理解できますが、国家権力が接種を義務付けるのには疑問を感じます。

今回読んだ記事はこの反対運用に北米の極右団体が関わっている可能性を示唆するものです。私は自由を最優先するリバタリアン的な思想、つまり今回の反対運動の主張そのものには共感できますが、極右団体が主張する(と言われている)ヘイト思想にはまったく共感できません。極右団体の主張が全て退けられるべきとは思っていませんが、ただヘイト思想はやはり別問題であり、総体としての極右団体にはやはり反対と言わざるをえません。

今回の反対運動に限らず、すべての政治的な活動には表だけでなく裏の両面があることは理解しています。また現実問題として極右団体の支援なしでは、こうした反対運動が展開できなかったであろうことも想像できます。自身が共感する運動に対し、共感できない団体がそれなりの影響力を持っていそうな時、そのことを自分の中でどう整理するか、考えがまとまらないでいます。ともあれこの反対運動がどう推移するのか、見守っていきたいと思います。

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