岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

7月末のバリュエーションチェック。相変わらず新興国株は割安

7月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性があります。

世界全体(VT) 15.2 2.4 15.4
米国(VTI) 19.2 3.5 19.8
欧州(VGK) 11.7 1.7 13.3
新興国(VWO) 10.6 1.9 14.6
日本(VJPN) 12.7 1.2 10.6

先月との比較では、6月中旬以降の株式市場の反転を受けて米国株のPERが17.7から19.2に上昇しています。19.2というPERは4月末や5月末と同じくらいの水準であり、高くはないものの、安すぎるわけではありません。

その他の地域のバリュエーションはほとんど変わらず、引き続き新興国株は魅力的です。新興国株投資を考える際は新興国株式市場のおよそ1/3を占める中国について考える必要がありますが、中国経済の先行きや地政学的リスクが意識されているのかもしれません。

先日も記事にした通り、私は先進国株市場が回復してしまった後、追加投資の対象として新興国株を有力候補としています。新興国株、なかでも中国の動向を注視しています。

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