岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

9月末のバリュエーションチェック。新興国株の割安さに心惹かれるものの…

9月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性があります。

世界全体(VT) 13.8 2.2 15.2
米国(VTI) 17.1 3.1 19.3
欧州(VGK) 10.6 1.6 13.2
新興国(VWO) 10.2 1.8 14.5
日本(VJPN) 11.9 1.2 10.4

株安によって全地域のPERが低下しています。欧州と新興国の低さが目立ちますが、欧州は冬のエネルギー問題を控えていること、新興国中国リスクを内包していることを考えると、その背景は理解できます。中国リスクがあるとはいえ、新興国株の割安さには心惹かれます。ただ私は世界全体(VT)を中心に、追加的に新興国株(VWO)に投資しており、新興国株には既に十分投資しているため、この時点であえて追加投資しなくても良いと考えています。

株式に追加投資するのであれば世界全体に、ただ今後株が安くならないのであればクレジット債に、追加投資するのが私の目下の投資計画です。

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