岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

当局者の発言によってドル転換のチャンスが来るかもしれない

相変わらず市場のタイミングを読みきれず、買い場を逃している私ですが、そんな私を励ましてくれる記事がありました。現在、私は株式への追加投資のタイミングをうかがっているわけですが、同時に円をドルに転換するタイミングもうかがっています。そして株式同様、ドルに転換するタイミングもあれやこれやのうちに逸してしまっています。

その記事では2015年の利上げの際、利上げを織り込む形で為替市場で円安が進み、その後日銀黒田総裁による円安牽制発言によって円安の流れがとまり、その後円高に転じたことを指摘しています。

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記事でも指摘されていましたが、昨今円安を懸念する声はよく聞かれるため、今回も円安が進んだ後に当局者が円安牽制発言をすることは十分に考えられます。日本悲観論が強まっており、私もその悲観論は正しいと思っていますが、それでも現時点であればまだ、当局者の発言は市場で材料視されるでしょう。そのように考えると、今回も前回同様、一方的な円安が進まないかもしれません。

ドル円は極端な円高になったわけではなく、株式に比べると後悔の度合いは少ないのですが、ただ日本円の価値は減価していくと考えていることもあり、実際に円安の動きが起こると、「自分の思う通りの展開になっている。このまま円安が進んで、自分の数少ない円の価値が下がってしまうのではないか…」と疑心暗鬼になりがちでした。極端な円安になる前に多少不利な水準でもドルに転換しておいた方が良いのではないかと思っていた時に、タイミングよく読んだのがこの記事だったわけです。

この記事にはうなずける面もあるため、ドル転換はもう少し待ってみようと思います。良いタイミングで良い記事を読むことができました。

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