岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

受け取る配当が減っていることについて

昨日記事にしたようにそもそも配当額を生活費でまかなう発想がオワコン化している可能性があるのですが、とはいえ実際にそうなると決まったわけではありませんので、引き続きインカムゲインの維持・増額について考えていきます。

reedonshore.hatenablog.com


クレジット市場の活況を受けてクレジット債の利回りは低下しており、そのことは投資しているクレジット債からの配当の減少につながっています。追加投資をしないとインカムゲインは維持できないというわけです。
とはいえ世界的な金利低下とクレジットスプレッドの低下を受けて、今この水準からクレジット債を買えるのかというと、疑問ではあります。優先出資証券などの資本性の高い証券から得られる利回りも同様に低下しており、投資先が見つからない状況が続いています。

そこを受けて先日の金融課税強化の話が出てくると、クレジット債への投資は少なくとも短期的にはオワコンな気がしており、現在投資先が見つからずに滞留している現金は株式に投資すべきなのかもしれません。株式市場も同様にバリュエーションは高く、無邪気に買い進める状況ではありませんが…

そんなことを考えているうちに株式を買うタイミングを逸してしまい、株価の上昇を指を加えて見送る状況が続いていました。先週の米国株式は軟調な展開になり、テーパリングを意識した下落がいよいよ始まったのかと期待してしまいます。今度こそはと思っておりますが、無事下がったところで買い増すことができすのでしょうか。