岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

またもや買い場を逃した者の負け惜しみ

9月の市場下落局面で、待ちに待った下落がやってきたとして小躍りして待っていましたが、10月に入って市場は反転上昇しています。インフレ懸念等の悪材料が織り込まれ、発表されている企業決算が(悲観的であった)予想よりも良かったことなどが材料視されているようです。私はと言えば、表題にあるようにまたもや買い場を逃してしまったのですが、以下のように考えて(信じ込んで?)、自分を納得させています。

①市場下落はこれで終わったわけではないハズ
インフレ懸念はだいぶ市場に織り込まれたように思えますが、とはいえインフレが高まったり継続するシナリオは十分に織り込まれていないように思います。多少上昇したとは言え米国10年国債の利回りが1.7%前後というのは、4%台のインフレが見込まれる経済(9月のFOMCにおける2021年予想です。2022年以降は2%台となっています)と整合性が取れていない気がします。そしてインフレ懸念によって金利がさらに上昇した場合、現在の株式バリュエーションは正当化されないように思っています。

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②すでに十分な株式を保有している
これが一番大きいかもしれません、現時点でもすでに十分な株式を保有しており、直近でも9月末対比で十分な資産増を享受できています。現在積み上がった現金は大きな下落が起きた際の精神安定剤として働くはずで、下落を待ち焦がれているくらいがちょうど良いのかもしれません。

③少額とはいえ積立投資も継続している
少額ではありますが、定期的な積立投資は継続しています。たとえ少額であっても保有株式が増えていることは、買い場を逃した悔しさを減らしてくれています。

②と③は本質的なことではなく、また①についても私の予想などまったくアテにならないことは理解しています。とはいえインフレ懸念が完全に織り込まれていないという意見はそれほど突飛なものではなく、また買い場がやって来ると期待しているのですが、さてさてどうなることやら…

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