岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

資産管理

債務上限問題の暫定合意によってリスク資産の価格はどれだけ上がるのか

米国の債務上限問題をめぐる政府と共和党の交渉が暫定合意に至りました。債務上限問題は相場の重石になっていたため、暫定合意によって市場の懸念の一つがほぼ解決されたことになり、株式やクレジット債の価格は今後上昇することが見込まれています。本日は…

リスク資産の価格回復で追加投資の機会を(またもや)逃したか…。債務上限問題が取り沙汰される中でドルが買われることについて

昨日の米国市場は米国の債務上限問題が解決に向かうとの見通しが強まったこともあり、株式やクレジット債の価格は上昇しました。追加投資しようと指値注文を入れて、あとわずかのところで執行できなかった私にとって、とても残念な展開ですが、気を取り直し…

米国の債務上限問題が解決せずリスク性資産が下落。これまでリスク回避で買われてきた円は、今回は買われず…

今週は米国の債務上限問題が順調に解決に向かわなかったことから、株式やクレジット債が下落しました。私はクレジット債に追加投資すべく、指値注文を入れたのですが、ギリギリのところを狙ったことが裏目に出て、注文は執行されませんでした。その翌日以降…

4月末のバリュエーションチェック。株式の割高さは若干高まる

4月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性が…

景気後退の影響が浅いという観測まで出てきた後、今後の市場下落材料は?

昨日の米国市場は債務上限問題の解決に向けた楽観が強まったことから、株式やクレジット債のリスク資産は上昇しました。債務上限問題に加え、ここ数日は景気後退に対する懸念が後退しており、リスク資産に追い風になっています。リスク回避のための債券への…

債務上限問題解決の兆しでリスク資産が上昇。次の投資行動はドルへの換金か

昨晩の米国市場は米国政府の債務上限問題に解決の兆しが見えたことから、株式やクレジット債といったリスク資産が上昇しました。前日にクレジット債に追加投資していた私にとっては、良いタイミングで追加投資できたことになります(自画自賛もたまには良いで…

クレジット債に追加投資できました。もう少し安く買えたのかもしれませんが、あまり欲張らず…

昨晩の米国市場は米国の債務上限引き上げ問題やFRB高官による発言(タカ派とハト派の発言がありましたが、市場はタカ派を重視したようです)を受け、株式やクレジット債は下落しました。そして追加投資の機会を探していた私ですが、昨晩ようやく追加投資が実行…

低調な推移が予想される米国企業決算

米国の企業業績が低迷することが見込まれているとの記事を読みました。現在発表されている1−3月期に続き、4−6月も前年同期比でマイナスとなることが予想されており、3四半期連続の減益が予想されているとのことです。記事ではこの見込みを受けてリセッション…

早期利下げ観測の後退でリスク資産が下落する

クレジット債の価格が下落していたため、ここ数日米国市場の動きに注目していました。注目し始めると、(短期的な反発ということだと思いますが)価格が上昇する傾向があるのが、なんとももどかしいところです。価格が上昇すると気が急いてしまい、追加投資を…

クレジット債への追加投資を考える

先週のFOMCの結果を受け、FRBが早期に利下げするという市場の期待がだいぶ低下したように思います。私が確認しているCMEのFedWatchツールでは相変わらず利下げ期待が確認できますが、利下げを見込むのは間違いとする市場関係者の見解を伝える記事をいくつか…

4月末の資産チェック。月末の円安効果で資産増

4月末の資産チェックを行いました。4月は株式(VT、ドル建て)が1.4%のプラス、クレジット債(JNK、ドル建て)が0.4%のマイナスと、クレジット債は若干下落したものの、リスク性資産は概ね堅調な実績となりました。リスク性資産以上に動いたのが為替で、2.6%の…

3月末のバリュエーションチェック。銀行危機も株式バリュエーションは変わらず

3月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性が…

株価下落を心待ちにする私が励まされた分析。株価は景気後退入り後に下落していた

株価が安くなったところで追加投資しようと考えている私にとって、励まされる分析結果が記事になっていました。米国で過去100年に起こった15回の景気後退を調べると、いずれも景気後退入り後に株価は底値を付けたそうです。この分析結果を現在に当てはめると…

株式と債券へ分散投資する意義は失われたのか?債券投資はこれからが美味しい気がします

世界最大手の運用会社が株式と債券への分散投資に疑義を呈していました。株式と債券に分散投資する方法は各国の中央銀行が利上げしている現在には合っておらず、プライベート資産への投資やインフレ連動債や短期債への一時的な投資を呼びかけているそうです…

遅くなってしまった2月末のバリュエーションチェック

更新を忘れて遅くなってしまいましたが、2月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデー…

今後の追加投資について考える。昨晩は債券が株式以上に下落した

私は全世界株式と米国総合債券のETFの価格を日々眺めているのですが、昨晩は債券の価格が株式以上に下落する、珍しい日でした。昨日の市場の変化は、米国総合債券が△0.45%、全世界株式が△0.31%になっています。いつもは債券は株式よりも価格変化が小さいわけ…

株式市場と国債市場で分かれる今後の経済見通し

今後の経済見通しをめぐり、株式市場と債券市場で見方が分かれているとした記事を読みました。株式とクレジット債の市場は景気後退の可能性を見込まず、価格が上昇しているのに対し、国債市場は今後の景気後退を見込み、同じく債券価格は上昇しているそうで…

株価下落を予想する意見を確認する。当分大規模な株価下落は起こらなそう…

銀行危機がもたらした先月の株価下落局面で、株式に追加投資できたことに私は満足していますが、人間の欲望には際限がありません。追加投資後、今度は手元に追加投資用資金が残っていることが気になっています。私の予想など頼りになるものでなく、このため…

3月末の資産チェック。銀行危機でドキドキしたものの、終わってみると良い月だったのかも

3月末の資産チェックを行いました。3月は株式(VT、ドル建て)が2.6%のプラス、クレジット債(JNK、ドル建て)が2.0%のプラスとリスク性資産は上昇しましたが、為替が2.6%の円高に動き、資産全体で0.5%のマイナスになりました。今月は欧米の銀行危機の影響でリ…

ナスダック100指数が強気相場入り。今後の株価下落要因を考える

このところ株価がスルスルと上昇しています。ナスダック100指数は直近安値から20%上昇し、強気相場入りと判定されるようになりました。追加投資をもくろんでいた私は、銀行危機で株価が下がった際に追加投資できたとはいえ、追加投資できた金額は手元のドル…

銀行破綻は今後も続くのかもしれない。株価下落をじっくり待ちたいところ…

破綻しそうもないドイツ銀行で破綻が懸念されるということは、逆説的に銀行破綻の拡がりはピークに達したと言えるのではないかと、昨日の当ブログ記事に記載しました。そんなことを考えているとフランスの銀行も破綻が懸念されているという記事を読みました…

今後の追加投資計画。近々の株価下落は諦め、今はドルへの換金を進める時かもしれない

昨晩の米国株市場は取引開始後こそ銀行危機の広がりを嫌気して下落したものの、その後当局の不安払拭、利上げ打ち止め観測や年内利下げ観測の高まりから、株価は上昇に転じました。私は銀行危機は近いうちに落ち着くと思いますが、物価上昇は簡単に落ち着く…

米当局が全預金を保護の対象にすることを検討。政府の役割が増大することの気持ち悪さ

米地銀の相次いだ破綻の影響を抑えるためだと思いますが、米当局が預金保護の対象を一時的に保護の対象とすることを検討しているそうです。このようなことが検討されているということは、当局がさらなる破綻を警戒しているということでしょうから、シリコン…

思ったよりも価格が下がらなかった優先株式ETF

昨日、スイスの当局者によってクレディ・スイスの発行する「その他ティア1債」(AT1債)が無価値になることが決定されました。この結果は報道されていた通りですが、合わせて発表されたクレディ・スイスの株式が、同社を救済するUBSの株式と交換されることが、…

クレディ・スイスの資本性債券は4割近い価格下落。ただこれらの証券の価格はそれほど下落していない

私はクレジット債への投資にあたり、金融機関が発行していることが多い優先株式に投資しているETFにも投資しています。この優先株式ですが、株式と債券の中間の性格を持ち、金融機関が経営危機に陥った時に債券投資家よりも先に損失が発生する代わりに、相対…

追加投資できました!今後の投資計画

昨晩の米国株市場は米国の銀行危機が欧州のクレディ・スイスに飛び火したことを受け、一時2%ほどの大幅下落を記録しました(昨日、銀行破綻を材料にした株価下落はもう来ないのではと記事を書いたその日にこうしたことが起こるものですから、予想は当たらない…

銀行破綻の次なる株価下落材料は?

昨日の米国株式市場は1.6%の上昇となり、銀行破綻による市場の混乱は一旦収まった模様です。私はNISA枠内の追加投資と円の一部をドルに換えたのみで、今回の下落を活かした追加投資は十分にできませんでした。少し残念な気もしますが、少なくとも今年のNISA…

株式追加投資用のドルへの換金を行う

昨晩の米国株市場は下落で始まったものの、その後買い戻され、先週末とあまり変わらない水準で取引終了となりました。昨日の記事にした通り、株式へ追加投資しようと思っていた私は、ひとまず残っていたNISA枠の投資を終わらせています。欲を言うと下落で取…

少なくともシリコンバレー銀行発の危機は沈静化か?とはいえ追加投資は実行するつもりです

米国時間の週末もシリコンバレー銀行の破綻処理をめぐる交渉は進められていたようで、同銀行の預金は全額保護される方向とのことでした。先週金曜の売られ過ぎの反動もあってか、米国株の先物は1%程度の上昇で反応しています。今回の危機ですが、金融システ…

銀行破綻によって追加投資の好機がやって来た。ただ焦りは厳禁

ここ数日ブログの更新が滞っていましたが、その間の株式市場は追加投資を待っていた私にとって好都合な展開でした。3/8に記事にしたようにパウエル議長の発言による株安はある程度想定(というより期待)していたものですが、私にとっての思わぬ援軍が米国の銀…