岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

資産管理

パウエル議長発言で株安へ。追加投資を待ったかいがあったかも?

昨日の米国株市場はパウエル議長の議会証言が想定よりもタカ派的だったことを嫌気し、1.5%の下落になりました。金融市場では政策金利の引き上げが継続し、また高い政策金利の維持が織り込まれ始めています。2月中に手元資金の一部を株式に投資し、さらなる追…

積み上がった米ドルをどう運用するか?

私は株式やクレジット債へ投資する際に米国上場のETFを利用しており、追加投資のために円から換金した米ドルと、支払われた配当金(米ドル建てで支払われます)で、手元に米ドルが積み上がりがちです。この米ドルは株式やクレジット債への追加投資に回すため、…

1月末のバリュエーションチェック。先週金曜まで追加投資を待ったのはやはり正解だった?

記事にするのが遅くなりましたが、1月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであ…

2月末の資産チェック。ドル建てでは資産減少するも、円安効果で円建ての資産は増加

正確には昨日ですが、2月末の資産チェックを行いました。2月は株式(VT、ドル建て)が3.3%のマイナス、クレジット債(JNK、ドル建て)が2.6%のマイナスとリスク性資産が下落しましたが、為替が5.1%の円安に動き、資産全体で3.1%のプラスになりました。先週末に追…

ウクライナ侵攻から1年が経って。ロシア株アップデイト

ロシアのウクライナ侵攻から1年が経ち、この1年を振り返る記事をよく目にします。それらの記事によると戦争の終結は見通せず、私のロシア株ETFの資金が戻ってくるのはだいぶ先のことのようです。資金返還のためロシア当局とかけあっている運用会社もあるよう…

追加投資できました!明確な基準づくりが大事な気がします

昨日の米国株市場は個人消費支出(PCE)指数が予想よりも高い結果になり、金融引き締めの継続、長期化が意識されたことから、株価は1%近く下落しました。追加投資の機会を伺っていた私ですが、ようやく今年1回目の追加投資ができました。物価が市場の想定通り…

株式への追加投資第1弾のタイミングか?

昨晩の米国株市場はインフレの高止まりとFRBの金融引き締め強化の可能性を織り込み、2%近くの下落になりました。これまでFRB高官が繰り返し伝えてきた、年内利下げはないというメッセージを、株式市場の市場参加者がようやく受け取り始めたように思います。…

インフレの高止まりをようやく織り込み始めたように見える株式市場

昨日の米国株市場は生産者物価指数が予想以上に高かったことに加え、FRB高官が利上げに積極的な発言をしたことから、下落しました。これまで株式市場はインフレの高止まりを示唆する統計が発表されても上昇で反応してきました。昨日の下落はFRB高官の発言に…

政策金利の今後をめぐって揺れ動く市場参加者の平均的な見通し

ここ数日記事にしている通り、米国の利下げ見通しが剥落した後に株式に追加投資しようと考え、金利先物市場における米国政策金利の織り込み度を確認しています。今週は米国の消費者物価指数が発表され、今後3回の利上げが行われる方向に市場参加者の見通しが…

物価上昇の根強さを示す米国CPIも、株価は下がらず…

昨晩発表された米国の消費者物価指数(CPI)は事前予想を上回る、物価上昇が沈静化するとの市場の楽観的な見通しに反するものでした。株価は下落で反応すると思いきや、株価はほとんど動きませんでした。株価が下落しなかった理由はあるFRB高官が年内利下げを…

今週は米国物価指数が発表される。株式への追加投資の機会はやってくるのか?

明日の夜、米国の消費者物価指数が発表されます。ここ数日記事にしている通り、私は追加投資のタイミングとして、株式市場がインフレの高止まりを織り込んだ後を想定しています。現在市場ではFRB高官の相次ぐ発言-年内は利下げしない-を遅まきながら織り込ん…

いつ株式に追加投資するか?利下げ観測がなくなった時が潮時か?

たびたび記事にしている通り、追加投資のタイミングをめぐってやきもきしています。本日は追加投資のタイミングについて考えたことを記事にしておきます。私の追加投資用資金はNISA枠の資産とNISA枠外の資金があり、NISA枠についてはなるべく早めに追加投資…

高インフレ時代に備えた資産運用に移行すべきか?

コロナ禍への対応として大規模な財政支出を実行し、一定の効果が得られたように見えることから、今後は大規模な財政支出が頻発し、結果として高インフレ時代がやってくるのではという予測記事を読みました。同様に高インフレを予想する声は多く、安価な労働…

業績悪化を織り込みにかかったかに見える株式市場。先週のドル買いは珍しく好判断だった

昨日の米国株式市場は、パウエル議長の発言内容を見極めるという分かりにくい理由で下落しました。先週末から昨日にかけて株価は小幅に調整しており、また金融メディアの報道を見ると株式市場は好材料を目一杯織り込み、現在は広く予想されている業績悪化の…

株高を横目に追加投資に備えてドルへの換金を行う

昨晩の米国株は金融政策の緩和を見込んで1%超の上昇となりました。株式市場の金融政策に対する楽観ぶりには疑問を感じており、同様の意見は多いようですが、ともあれ今後市場が下落した時に追加投資できるよう、手元の円の一部をドルに換金しました。ドル円…

FOMCの結果を受けて株高、ドル安へ。ドルの買い増しについて考える

昨晩の金融市場はFOMC後のパウエル議長による、インフレ対応が進展したとの発言を好感して株高に、発言をハト派姿勢と解釈(私はそうは思いませんが…)したことからドル安に反応しました。株式またはクレジット債への追加投資を目論んでいた私にとっては舌打ち…

FRBのタカ派姿勢に備え始めたように見える株式市場

昨日の米国株は久々に1%超の下落になりました。これまでの上昇幅が大きかった反動と言えますが、FOMCで今後の金融政策がタカ派姿勢になる可能性がようやく意識されるようになったように思えます。金融機関に所属する多くのストラテジストも市場はFRBのタカ派…

怖い…米軍幹部が2025年の米中戦争リスクを指摘する

空恐ろしい記事を読みました。米空軍の幹部が2025年に米中間で戦争が起こる可能性を指摘し、その備えを指示したとのことです。冷静に考えると米軍幹部が米中間の緊張の高まりをまったく想定していないとすると、その方が驚きです。この幹部が想定するシナリ…

12月末のバリュエーションチェック。バリュエーションを追加投資に活かせないか

12月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性…

1月末の資産チェック。資産価格の上昇で資産増

月末に近い週末ということで、少し早いですが1月末の資産チェックを行いました。1月は株式(VT、ドル建て)が7.7%のプラス、クレジット債(JNK、ドル建て)が3.8%、為替がほぼ変わらずで0.8%のマイナスで、資産全体で5.3%のプラスになりました。かなり大幅なプラ…

弱気見通しの広がりと裏腹に上昇する株価。我慢、我慢…

年初から上昇基調で推移している株価ですが、金融機関の専門家の多くは短期的な株価の将来に対して悲観的です。悲観見通しの多くは景気減速や企業業績の落ち込みが株価下落を招くと予想しており、私もそのような気がしています。今日読んだ記事はこのような…

今月中の追加投資の判断は見送ることに

昨日記事にしたように私は現在、追加投資の方法について悩んでいるわけですが、本日読んだ記事と優柔不断な性格から、今月中の追加投資の判断は先送りすることにしました。本日読んだ記事は、今年の米国株は昨年の下値以上に下落するとするベテラン投資家の…

追加投資先をめぐって思いあぐねる。自分に追加の利息収入は必要か?

昨日の米国株式市場はハイテク企業の決算に対する期待という不明瞭な理由で1%程度の上昇となりました。市況を伝える記事にありましたが、年明け以降の株高を受け、現在の株価は割安とは言えない水準とのことです。弱気ストラテジストの意見を伝える別の記事…

悪いニュースを悪いニュースと捉え始めた株式市場。株価下落はこれから本格化するかもしれない…

昨日の米国株市場は景気後退を示す経済指標(生産者物価指数が予想以上に低下、小売売上高も悪化)を受けて、近い将来に対する懸念が高まり、株価は下落しました。ちょうどFRBが今年の景気減速を予想する報告書を発表したことも、市場に重石になったと思います…

米国での自由すぎるETF設定の背景は、社会の風潮か、市場の深みか

米国でユニークなETFが設定されたことが金融関係の記事になることがあります。昨年で言うと、米議員が開示する証券保有状況に則って投資するETF(政治家はインサイダー情報とは言わないものの、特別な情報に接しており、投資に優位という理屈に基づく。民主党…

いつまで下落を待つのか。年始から好調な株式市場、NISA枠はクレジット債を買っておくか…

本ブログでたびたび記事にしているように私は昨年からの下落局面はまだ終了しておらず、今後昨年10月に記録した下値を下回る展開を期待しています。下値を更新した時に株式へ追加投資しようという、(自らに都合の良い)ある意味で楽観的な見方ですが、これは…

ロシア株アップデイト。一日も早い平和実現を望む

私は昨年のロシアのウクライナ侵攻時にロシア株ETFに投資し、その後の経済制裁によってこの投資の回収は不可能になり、現在に至っています。ETFを運用する会社は数年間はファンドを維持するものの、それまでの間にロシア株の回収が不可能のままであった場合…

弱気派ストラテジストの見解で不安を抑える

昨晩の米国株市場は上昇して始まったものの、FRB高官による高い政策金利を維持する発言が伝えられると、上昇を消してほぼ変わらずで取引を終えました。FRBの言うことを聞かない市場に対して疑問を持っていた私にとっては「それ見たことか」という展開ですが…

今年のNISA枠もクレジット債への投資になるのか

昨晩の米国株市場は雇用統計で賃金上昇の鈍化が見られたことから金融引き締め懸念が後退し、2%台の大幅高になりました。追加投資を目論んでいる私にとっては残念な結果ですが、私が期待しているのは景気後退による企業業績の悪化が明確になった後の株安です…

11月末のバリュエーションチェック。株価底打ちでバリュエーションは改善

遅くなりましたが11月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基…