岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

株高を横目に追加投資に備えてドルへの換金を行う

昨晩の米国株は金融政策の緩和を見込んで1%超の上昇となりました。株式市場の金融政策に対する楽観ぶりには疑問を感じており、同様の意見は多いようですが、ともあれ今後市場が下落した時に追加投資できるよう、手元の円の一部をドルに換金しました。

ドル円に関する今月の注目点は、日銀総裁後継人事の他、本日の米国雇用統計が挙げられます。日銀総裁後継人事については、雨宮氏の可能性が高まるような出来事(中曽氏が日銀とは別の職務に就くことが発表される。なおこれをもって日銀総裁就任の可能性がなくなったわけではないとのこと)がありましたが、昨日記事にした通り、これは円安材料になると見込まれているようです。この後発表される雇用統計に市場がどう反応するのかはまったく分かりませんが、来月以降に大きな円高要因が残されており、これが手元の円の全額ではなく、一部をドルに換金した理由です。

その円高要因とは日銀による現行の緩和政策脱却の明確化です。これは新総裁就任後に発表されると見込まれており、現時点でもそのことをある程度は見込んでドル円のレートが決まっていると思いますが、実際に発表された際の為替市場への影響は計り知れません。場合によっては強烈な円高要因になる可能性もあるため、全額の換金を止めたわけです。ドルに換金すべき手元の円はまだ残っているため、今後も円高に動いた局面では、ドルへの換金を進めていく予定です。

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