岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

悪いニュースを悪いニュースと捉え始めた株式市場。株価下落はこれから本格化するかもしれない…

昨日の米国株市場は景気後退を示す経済指標(生産者物価指数が予想以上に低下、小売売上高も悪化)を受けて、近い将来に対する懸念が高まり、株価は下落しました。ちょうどFRBが今年の景気減速を予想する報告書を発表したことも、市場に重石になったと思います。

これまでの金融市場は景気後退を金融引き締めからの転換と捉え、こうした統計が発表された際は株価は上昇で反応していたように思います。昨日の株価の反応は市場参加者の心理が変わったことを示しているのかもしれません。向こう一年の企業業績予想も下落基調に転じていることが今になってようやく意識され始めたのかもしれません。

私は株価やクレジット債の価格が下落したタイミングで追加投資したいと思っており、下落を待っていました。景気後退とそれに伴う企業業績悪化が明瞭になり、それにも関わらず物価を落ちつかせるために政策金利を高止まりさせる時(FRB高官の多くはそう意見表明しています)、株価は再び下落するのかもしれません。

私は今週の市場展開を確認し、期待するような下落が起こらない場合は今月中に少なくともNISA枠の追加投資は行おうと思っていましたが、それはもう少し待っても良いと思い直しました。

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