岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

物価上昇の根強さを示す米国CPIも、株価は下がらず…

昨晩発表された米国の消費者物価指数(CPI)は事前予想を上回る、物価上昇が沈静化するとの市場の楽観的な見通しに反するものでした。株価は下落で反応すると思いきや、株価はほとんど動きませんでした。

株価が下落しなかった理由はあるFRB高官が年内利下げを意識させる発言をしたこととされています。ただ私は株価が下落したなかった理由は、株式市場の参加者が楽観シナリオを捨て切っていないことにあると思っています。債券市場では物価上昇が沈静化する時期を先送りし、引き締め継続を意識した価格形成がなされており、近い将来にその価格付けが株式市場にも反映されるように思っています。

とはいえ私の見通しは当たることの方が珍しく、株式市場参加者の見立てが正しい可能性もあると思います。このため釈然としないものの、少なくともNISA枠の追加投資については、遅くとも今月中に追加投資しようと思いました。

昨晩のCPIを受けて金利先物市場では5.25%-5.5%までの利上げを織り込むようになりました。年内の利下げ見通しは相変わらず根強いですが、利下げ見通し撤回が市場価格に織り込まれた場合、目をつぶって株式へ追加投資しようと思っています。仮にそうならなくても今月中に追加投資する予定です。

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