岸辺の日記

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想定内。FOMC後、パウエル議長のタカ派発言で株式は下落

昨日の米国株市場はFOMC後にパウエル議長の記者会見でタカ派姿勢を示したことを嫌気し、下落しました。決定された政策金利の引き上げ幅は0.5%と事前予想通りでしたが、記者会見でパウエル議長が利上げの継続と利下げは当分ないことを示唆したことが、市場にとって驚きだったようです。

昨日記事にした通り、私は利下げの可能性を織り込んでいる市場の反応は少し楽観的すぎると考えています。このためパウエル議長の記者会見での発言内容はもっともな事で、楽観的すぎた市場の反応は当然と受け止めています。

本日読んだ記事で触れられていましたが、FRB高官の発言と市場の(私には楽観的に見える)予想に食い違いが生じています。市場の予想が正しい場合、物価上昇幅はこのままスルスルと下落し、FRBはもはや政策金利を高めに維持する必要がないことを認識することになります。

私はFRB高官の考えと同様で、そう簡単に話物価上昇が沈静化するとは思えませんが、同じく私が読んだ記事で指摘されていたようにFRBが物価動向について大きく判断を間違ったことも事実です。FRBと市場のどちらが正しいのかは今後の注目事項です。

私は手元のドルを株式に追加投資したいと思っており、株式市場が金融引き締めの影響が予想よりも大きいことを認識して下落することは大歓迎です。果たして私にとって都合よくそんな反応が見られるのか、今後も市場を観察していきます。

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