岸辺の日記

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米国株が安値更新。今週は米国CPIが追加投資の可否を左右しそう

昨晩の米国株市場は下落し、年初来の安値を更新しました。直近高値からの下落幅は26%となり、私が追加投資実行の目安と考える28%まであと少しです。追加投資をめぐって息をのむ中、今週発表される米国の消費者物価指数(CPI)と中期的な市場見通しに関する記事を読みました。

今年の株価下落はインフレとそれに対応するための利上げに起因したものであるため、CPIはとても重要です。以下は前年同月比のCPIの変化率ですが、天井をつけた兆しが見えているだけに、今回の統計がインフレの落ち着きを示すと株式市場に安心感をもたらしそうです。私が読んだCPIに関する記事では、発表される数値によって株式市場に大きな反応も予想されるそうで、これはその通りだと思います。8.1%という事前予想を上回る数値になった場合、株価は急落してもおかしくありません。その時、私が設定した追加投資の条件は満たされ、追加投資を実行することでしょう。

セントルイス連銀のデータベースより

 

CPIをめぐる思惑は短期的なものですが、中期的な視点で将来を警戒する記事も読みました。JPモルガンの経営者、ジェイミー・ダイモン氏が追加で20%の株価下落が起こってもおかしくない旨を発言したそうですが、それは決して大げさな予想ではないというものです。ダイモン氏の予想が実現すると直近高値からの下落幅は39%になるとのことです。

ダイモン氏の予想は今後の金融政策と企業の金利上昇への耐性によるようで、あくまで悲観シナリオだと思います。私は今回の追加投資で追加投資用資金の半分を投資する予定であり、残りの半分は手元に残す予定です。残った資金はこうした悲観シナリオが実現した時に投資するつもりです。

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