岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

弱気見通しの広がりと裏腹に上昇する株価。我慢、我慢…

年初から上昇基調で推移している株価ですが、金融機関の専門家の多くは短期的な株価の将来に対して悲観的です。悲観見通しの多くは景気減速や企業業績の落ち込みが株価下落を招くと予想しており、私もそのような気がしています。今日読んだ記事はこのような市場の平均的な見通しとは逆に株価に強気な専門家の意見が紹介されていました。

記事によると、家計と企業のバランスシートが堅調であること、企業が人員削減を控えていること、パンデミックによって貯蓄が増えていること、が強気見通しの背景とのことです。「人員削減を控えている」が人員削減を我慢しているのか、将来的に人員削減を予定しているのか、分かりませんが、これらの要因は確かに強気見通しの背景になる気がします。

ただしこれらの要因は市場にある程度は織り込まれているように思います。この記事で紹介されているように、市場は株価にマイナスな材料をほとんど織り込んでおらず、それは近い将来に織り込まれるように思いますが、どうなるのでしょうか。相変わらず年初来の株高がどのような背景によるものか理解できていませんが、ともあれ先日記事にした通り、私は1-3月の間は様子見しようと考えています。

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