岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

株価が安くなっているものの、もう少しだけ下げを待ってみる

FRBタカ派姿勢の鮮明化を受けて株価が下落しています。かなり安くなってきたことを受けて、株価の底打ちを予想する意見が増えてきており、買い場を逃さないか不安になっているところですが、もう少しだけ安くなるのを待つ方針です。待つといっても本当にあと少しです。現在の株価は直近のピークから約26%下落していますが、これが28%まで下落するのを待つ程度です。

順調に行けば今週にも買い場が出現しそうですが、現在の株式市場をめぐる好材料と悪材料を記録しておきます。好材料としては、株価下落により投資家の悲観が高まっている(総悲観になった後は強気が増えるしかありません)こと、エネルギー価格のピークアウトにより物価の落ち着きが予想されることが挙げられます。この他に想定よりも堅調な企業決算が予想されるとの見込みもあります。またFRBタカ派姿勢も市場に織り込まれてきたように思います。

悪材料としては米国の長期金利は引き続き上昇する可能性があること、英国の積極財政が世界の金融市場にもたらす混乱、エネルギー危機の影響が継続すると見られることが挙げられます。英国の問題やエネルギー危機はそのリスクを市場が織り込み中で、まだ十分に織り込んでいないように思います。このため買い場を逃すようなことはないと考えており、あともう少しの下落をじっくり待ちたいと思います。

注意点としては米国の長期金利のさらなる上昇(例えば5%近辺への上昇)で、これが実現すると株価はさらに下落しそうです。そうした可能性があるので手元資金の全てを一気に株式に投資せず、半分程度を手元に残しておく予定です。資金効率は悪くなるかもしれませんが、結局これが一番後悔の少ない投資法と考えています。

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