岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

11月末のバリュエーションチェック。株価底打ちでバリュエーションは改善

遅くなりましたが11月末の株式市場のバリュエーションチェックを行いました。今回もETFのホームページを参照し、PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)の順で提示しています。なお日本株は同じ会社の英国法人が運営するETFのホームページ記載のデータであり、データの基準が異なる可能性があります。

世界全体(VT) 15.3 2.4 15.2
米国(VTI) 19.2 3.5 19.6
欧州(VGK) 11.9 1.7 13.1
新興国(VWO) 11.1 1.9 14.5
日本(VJPN) 12.7 1.2 10.5

株価が年初来安値を更新した10月との比較でバリュエーションは改善しています。追加投資を目論む私としては昨年10月末のバリュエーションを意識し、これを下回ることを確認した後に投資する(もしくは単純に10月の下値を下回ったところで追加投資)くらいで良いと思っています。先日記事にした通り、今年の前半は株式投資にとって逆風の環境が続くと考えており、焦らずに投資したいところです。

先月との比較では特に新興国株のバリュエーション改善が目立っていますが、これは中国がゼロコロナから転換したことを好感し、中国株が上昇したことが背景になっているようです。中国株については自身がすでに新興国株を通じて中国株に十分に投資していること、地政学的リスクが大きいことを鑑み、追加投資の際は全世界株を候補にしたいと考えています。

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