岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

業績悪化を織り込みにかかったかに見える株式市場。先週のドル買いは珍しく好判断だった

昨日の米国株式市場は、パウエル議長の発言内容を見極めるという分かりにくい理由で下落しました。先週末から昨日にかけて株価は小幅に調整しており、また金融メディアの報道を見ると株式市場は好材料を目一杯織り込み、現在は広く予想されている業績悪化の可能性を織り込み始めている段階であるように思います。

追加投資の機会をうかがっている私はさらなる下落を期待していますが、とはいえ「物価上昇が制御不能となる中で景気後退に陥る」という昨年10月にかけて懸念されていた恐怖に比べると、現在予想される最悪シナリオ「景気後退による業績悪化は予想されるものの、物価上昇が制御不能になることはなさそう」の恐怖感はそれほどでもないように思っています。このため昨年10月の下値まで欲張らず、ある程度のところで株式への追加投資を実行したいと考えています。

そしていつも売買の好機を逸している私ですが、先週金曜のドル買いは好判断でした。ドルへの換金した後、日銀総裁の後任として雨宮氏が有力との報が伝わると、3円ほど円安に動いたためです。欲を言うと手元の円の一部ではなく、もっと多くを換金しておきたかったところですが、あまり欲張らず、今後も円高に進んだところで手元の円のドルへの換金を進めていきます。

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