岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

債務上限問題の暫定合意によってリスク資産の価格はどれだけ上がるのか

米国の債務上限問題をめぐる政府と共和党の交渉が暫定合意に至りました。債務上限問題は相場の重石になっていたため、暫定合意によって市場の懸念の一つがほぼ解決されたことになり、株式やクレジット債の価格は今後上昇することが見込まれています。

本日は米国の祝日にあたるため、市場は休場になるわけですが、休日でも取引されている米国株の先物市場は0.3%くらいの上昇で反応しています。0.3%の上昇幅は小さいように思います(金曜のうちに解決の可能性がかなり織り込まれていた可能性もあります)が、本日は英国も祝日のようで、市場参加者が少ないことが小さい上昇幅の原因なのかもしれません。

何度か記事にしているように債務上限問題が解決した場合、今後の市場下落の材料は年内利下げ観測の後退くらいです。ただこの観測はここ数週間でだいぶ後退してしまった(利下げ観測の後退というよりも、利上げ継続の必要性が意識されるようになりました)ようで、市場下落の材料は限定的と言わざるをえません。

クレジット債への追加投資(指値注文)をあとわずかのところで逃したことが悔やまれますが、もともと株式やクレジット債に投資している分は上昇していることを心の支えに、今後も市場を眺めていきます。

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