岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

債務上限問題解決見通しも株式は上昇せず。次の投資機会は新興国株?

昨晩は債務上限問題が解決するとの見通しを受け、リスク資産が上昇するかと思い、追加投資ができなかったことを嘆きつつも、どれだけ株式やクレジット債の価格が上がるのかを楽しみにしていました。ふたを開けてみるとクレジット債は、国債を含めた債券全体が買われたこともあって上昇しましたが、株式はそれほど上昇しませんでした。債務上限問題の解決は先週金曜の市場である程度織り込まれていたということでしょうか。市場は面白いものです。

今後の追加投資の機会を考えているうちに、中国株が1月の高値から20%近く下落しているという記事を読みました。新興国ETFの価格が思ったほど戻っていないことは認識していましたが、その理由は中国株の不振のようです。中国株をめぐっては中国経済の冷え込みや地政学的リスクが懸念されていることが、株価が上昇しない理由と認識しています。

地政学的リスクの懸念はもっともだと思いますし、中国株から資金を回収しようとしたら問題が発生したという著名投資家の発言が報じられるなど、資本市場が十分に整備されていないというリスクもあると思います。とはいえ米中の対立が激化しても経済取引は継続されるという記事を目にしたことはありますし、また世界の中で中国の存在感が増していることは間違いありません。新興国株を通じた中国株への投資について、しばらく考えてみようと思っています。

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