岸辺の日記

日常のあれこれを記録します

中国株をめぐる記事を読み、中国株に対する強気さが増える

新興国株への投資を検討する際に欠かせない中国株について、複数の記事を読みました。

まずは投資資金がアジア内で中国以外の国に流入しているという記事。たしかに日本株は上昇していますし、知りませんでしたが韓国株や台湾株も好調とのことです。記事では中国以外のアジア株の上昇について、中国から資金を再配分する動きによるものと解釈しています。記事内でも紹介されていましたが、年始は中国に対して強気な意見が多かったものの、中国経済の減速や地政学的リスクを受け、投資資金が移動しているという解釈には納得感があります。

一方で中国株に強気な記事も読みました。アジアの超富裕層が大中華圏への投資を増やす方針という記事です。記事では「(2000年代に比べると減速したとはいえ)先進国よりも高い経済成長-5%-を記録する世界第2位の経済圏-約2500兆円-を無視することはできない」としており、これは私が、地政学的リスクには目をつぶって中国株を含む新興国株に投資しても良いか、と思う理由でもあります。

最後に中国政府がJPモルガンのダイモン氏やテスラのマスク氏といった、大物経済人を丁重にもてなし、経済界における中国のイメージ改善を図っているという記事です。中国が様々な問題を抱えていることは認識していますが、こうしたメリハリを効かせた対応ができることは、中国の政治体制ならではだと思います。これは株式投資家にとって、頼もしいと感じさせる対応でしょう。

いずれの記事も新たな判断材料を提示するものではありませんが、総合すると、中国株に対する自分自身の強気さが増えたような気がしています。

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